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Channel: LOVEシアターでつかまえて!
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更にパワーアップ~15年レミゼ1~4回目観劇・後半戦

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前回に続きまして、レミゼ東京公演の今更レポです。
よろしければお付き合いを。

マリウス

海宝直人くん(4/24、5/31)

海宝くんはマリウスにピッタリだろうと思っていたので期待していましたが、期待を裏切らないマリウスぶりでした( ̄∀ ̄)
というか、もっと早くキャスティングされていても良かったぐらいだと思うのですけどね。
以前、『ファントム』のシャンドン伯爵で観た時は全然貴族っぽくない、普通の兄ちゃんという感じでしたが(オイ)、マリウスぐらいのお坊ちゃんなら良いですね。

ちょっと驚いたのは、遠目で観ると岡田浩暉サンに似てるなと思った事。
私が初めて観たマリウスは彼だったので(^^ゞ
とはいえ、当時の見た目は覚えていないので、近年観て来た岡田サンと似てるなと。

正統派の小ギレイで育ちの良さそうなマリウスで、歌は申し分ないし、非常に好みでした。
普通の男の子っぽかったのも好印象で、堅物……とは違うかもしれませんが、真面目で恋愛に疎そうな雰囲気はしっかり伝わりました。
最初に観た時は、恋を知ってからのちょっと浮かれ度が足りないなと思いましたが、前楽ではすっかり浮かれ度が上がっていて、更に正統派に変貌しておりました。
マリウスは浮かれてナンボですからね(何か間違い)。

彼のマリウスなら、多分どのエポコゼとも上手くいくのではないかなと思います。
モロにミュージカル歌唱なので、歌の相性としては綾ちゃんより玲奈ちゃんの方が合ってましたかね。
キャラの相性としては綾ちゃんの方が良かったかもしれません。
コゼは3人とも声楽系なのでハーモニーもキレイでした。

アンジョは同じく今回初登場の上山くんとの組み合わせしか観ていませんが、大分前からキャスティングされてるのではないかと錯覚しそうな安定感。
新鮮さもあるのですが、ベテラン感の方が際立っていたような(笑)。
この組み合わせもまた◎。
2人とも顔の系統が似ていて兄弟みたい(笑)。

密かにツボだったのは、後半の『バルジャンの告白』シーン。
バルがコゼットの元から離れると伝えた後の“♪そうします”が

やたらと潔い。

離れるのは寂しいけど犯罪者だから仕方ないよね!ぐらいの潔さに聞こえてちょっと笑ってしまった(オイ)。

『カフェソング』は歌自体は上手かったけど、あまり印象に残りませんでした(すみません)。
ここは、これから深まっていくところですかね。

そういえば、あまり海宝くんとは関係ありませんが『心に愛は溢れて』の後、2人が手を繋いで家の後方に捌けて行く時、以前はコゼがエスコートしていた気がしますが、私が観た日は海宝くんがエスコートしてました。
これは海宝くん仕様なのかどうか……原田くんは覚えていない(駄目)。
まぁ、流れとしてはマリウスがエスコートした方が良いですよね。コゼがエスコートするとやたらと肉食女子っぽく思えてしまうし(笑)。

あと、この流れの襲撃シーンで、マリウスがエポを助けずに先にテナ達がいなくなった事を確認しにいくとのとか、何気に結構酷いよねと(超今更)。
先にエポを助けろよと(笑)。
マリウスって今更ながらにツッコミどころ満載だなと思いました(^^ゞ

海宝くんは回を重ねれば更に良くなりそうだったので、次回も是非登板して欲しいなと思います。
ここ近年観て来たマリウスの中ではなかなかのヒットでした(どんな立場?)。


原田優一くん(5/13、5/27)

前回観た時は綿引エポとの組み合わせが好きだったのですが、今回は観られませんでした(泣)。

数少ない旧演出からの出演者で、もはやベテラン感のある原田くん。
彼のマリウスは非常に好きだったのですが、今回は印象が変わったような……。
ちょっと太りましたかね……?顔がテカテカパンパンで、腹回りもやや……。
ぴっちり横分けの髪型も相俟って、香港映画に出て来る愉快な人みたいな見た目になってしまっていてダサメン感が……(すみません・汗)。
駄目な方面のお坊ちゃまになってしまったような……(コラコラ)。
原田くんはもともとアンジョだったので身のこなしの颯爽としたところなんかも好きだったのですが、それも一気に鈍臭く見えてしまって、お芝居以上にそのあたりが色々気になってしまいました(芝居を気にしろよ)。
歌は勿論上手いのですが、ただこんなに声細かったかな?と感じるところがちょこちょこありました。
見た目の印象が変わったので、視覚の情報に惑わされた可能性もありますが(そうですね)。
ただ、コゼとのハーモニーに関してはやっぱり貫録。『心は愛に溢れて』はさすがの美しさでした。

原田くんは、エポへの対応がとても親しげで好きなのですが、そこは変わらず。
昆ちゃんとも、綾ちゃんとも2人でキャッキャッウフフとしていて(どんな?)心温まります。
エポが彼を好きになるのは判るけど、マリウスにあまりその気がないのも判り易いですね。

アンジョとの組み合わせはどちらとも良かったです。
ただ、野島くんと並ぶとどっちも鈍臭い見た目になってしまうので(本当にすみません)見映えはあまりよろしくないかもなと(汗)。

『カフェ・ソング』は小手先でやっていたように聴こえていたキャスティング当初と比べると、大分上手くなったなぁと思いますが、泣けるほど素晴らしいという感じではないかも。
私の中のデフォルトが、禅サンやいずみんなので、求めるものが違うのかもしれませんが(^^ゞ

原田くんは、もう少しマリウスで観たい気持ちもあるんですが、今回はちょっとダサメン化(オイ)が進んでいたのが気になりました。
次回もし登板があるのなら、以前のすっきりした原田マリが観たいです。

色々と失言もありまして、好きな方は申し訳ございませんでした。
原田マリ好きなんですけどねく(´□`;)

コゼット

若井久美子サン(4/24、5/31)

新演出のコゼは没個性感があって、あまり見分けがついていなかったりして他レポ以上に自信がありませんが……(駄目)。

若井コゼはつるんとした顔の美人サンで、今回のキャストの中では一番大人っぽいコゼかな?と思います。
マリウスに出会ってからは、かなり判り易く浮かれまくっているというか、調子こいてる感じで(褒め言葉です)、同じくはしゃいでいるマリウスとテンションがピッタリ(笑)。
奥ゆかしいメンタリティのコゼとは違いますかね。
新演出のコゼは、そもそも奥ゆかしい設定ではなさそうですけどね( ̄∀ ̄)

『プリュメ街』では、“♪もう大人よ”で背筋を伸ばして大人っぽさをアピールしているところが可愛かったです。
ここの強がり方は、気の強さの表れなのかもしれません。

ハーモニーに関しては、海宝マリ原田マリどちらとも良かったです。
最後に観た分、原田マリとのハーモニーの方が印象に残りました。


磯貝レイナさん(5/13)

前回登板時に、一番若そうなコゼットだなと思いましたが、今回も若さが感じられて良かったです。
可愛らしいし、美人サンですね。
恋する活発な娘サンというイメージで、初恋の素直な表現が◎。
表情も豊かで、今回のコゼの中では一番元気があるなと思います。
その分、気の強さも感じられました。

お相手は原田マリでしたが、ハーモニーもしっかりしていて良かったです。
海宝くんとの組み合わせも観てみたかった。


清水彩花サン(5/27)

今回初登板ですね。アンサンブルさんでは何度も観ていますが(^^ゞ

旧来のコゼットに近いなと思ったのが清水コゼ。
恋愛に対する初々しさとか、ちょっと奥ゆかしげなところとか、懐かしかった(笑)。
あまり気の強さや大人っぽさは感じなかったですかね。
今回の中では一番年若く見えました(実年齢も一番若いと思います)。

元のお顔は明るい顔立ちで可愛らしいと思うのですが、メイクのせいなのかどうにも可愛く見えないのが気になりました(すみません・汗)。
あの髪型は似合う似合わないがはっきり出そうなので、それも原因かもしれませんが……。
清水サン自体は原田マリとのハーモニーも素晴らしく、可愛らしいコゼットでした。

彼女の日はバルがヤンさんでしたが、エピローグの時ヤンバルがなかなかコゼの手を離さないのでちょっとやりにくそうに見えたのが面白かったです(面白がるな)←そうは言っても号泣した。


テナルディエ&テナルディエの妻

KENTAROサン(4/24)

今期初回に観たテナ。
以前観た時はまだ若いな~と思った記憶がありますが、随分と貫録が出て凄味も感じさせるテナになっていました。
鋭い目つきも◎。
今回の谷口サンとの組み合わせは以前も観た組み合わせですが、大分夫婦としての印象も強くなっていました。
宿屋での連携プレーもお見事。
さすがダンサーさんだなと思わせる動きのキレで、客から盗んだ物を放り投げ⇒谷口マダムがキャッチの流れもテンポが良く音楽とも合っていて楽しいシーンになっていました。
歌唱の方も不安なく◎。

今回、かなりテナのキャラが確立していたので以前より楽しく観られました。
でも、やっぱりもう一回ジャベでも観たいなぁ……(しつこい)。

駒田一サン(5/13、5/27、5/31)

萬谷サンが未だ観られないまま、駒田サンにチケが偏りました(汗)。
駒田テナは全マダムとの組み合わせが観られましたが、ちゃんとマダムによって演技を変えているのが判るので改めて感心。

モリクミさんとは安定のコンビ芸。ひょうきんなテナが楽しめます。
連携プレーの息の合い方も長年の技ですな。
浦嶋サンとは生活に疲れた熟年夫婦という感じで、谷口サンとは若い妻を娶ったオジちゃん(笑)。
谷口サンとの組み合わせは以前も観ていますが、まだ駒田サンとの間に格差があるように思えたので、今回は大分関係性が確立しているのではないかと。

駒田テナは宿屋の客に対する対応も良いので、客に好かれるものよく判ります。
その反面、凄味があるところも魅力。

個人的には、ジャベールの介入シーンで“♪誰がおしえたかご存知でしょうが~”のところで、警官の拘束から逃れ一回ジャベに詰め寄り、でもジャベの怖さに慄いて自ら再び拘束されるところが流れもキレイだし面白くて好きです( ̄∀ ̄)

改めて感心したのは、襲撃シーンでちゃんと話声をウィスパーっぽくしていた事。
確かにそうしないとバレちゃいますもんね( ̄∀ ̄)

下水道のソロは楽しそうでめちゃくちゃイキイキしとりました。

結婚式シーンのラストはモリクミさんとがやっぱり印象が強かったですかね。
しんみりしたシーン前の最後のひと盛り上がりという感じで、笑えると共にちょっと寂しくなります。


谷口ゆうなサン(4/24、5/31)

前述の通り、KENTAROサンと駒田サンとの組み合わせで観ました。
組み合わせとしては、KENTAROサンとの方が新鮮に感じましたが、年の差カップルとしては駒田サンとの方が面白かったです。

以前は若いなぁという印象が一番で、もう少し経ったらまた観たいな~なんて思っていましたが、元気の良さと愛嬌はそのままに、すっかり貫録のあるマダムになっていました。
それでも、良い意味で若いマダムという印象は変わらずで、迫力のある谷間は肌がピチピチ(そこ?)。
動きの機敏さも若いなと思います。

宿屋シーンでは、客から盗んだ鳥を可愛がっていましたが、容赦なくひき肉にされて悲鳴を上げているシーンがウケました。
これは、どのマダムも大体同じような事をしてるんですが、谷口サンが一番鳥を可愛がっていたっぽいので印象に残りました。

今回、結婚式でウェディングケーキが出る演出になりましたが、それをフォークで突き刺して食べるシーンは谷口サンが一番面白かったです。
「うぉお、甘い!」とか迫力のある一言を放っていました。

歌唱は無論の安定感ですが、ちょっとコブシを効かせすぎだったかも?

森公美子サン(5/13)

一時期痩せていましたが、体型ほとんど元通りになってますね(笑)。
モリクミさんは高値安定ですね。
心なしかちょっと演技が若返ったような気がします。

コゼットに水を汲みに行かせるところから既に動きが面白い(笑)。
コゼを追い払うように手をぶるぶるさせていて、会場の笑いを誘っておりました( ̄∀ ̄)

駒田サンとは熟年カップルの貫録。
やっぱり、この組み合わせが一番安定感がある及び一番好きだなと改めて(萬谷サン未見だけど)。
連係プレーも◎

結婚式シーンでは、ウェディングケーキを「おいしー!」と喜んで食べていました。
宴会乞食の表情の豊かさは一番。
スカートをまくりあげながら(なかなかまくり上げられなくて一生懸命なところが笑える)歌っていました。


浦嶋りんこサン(5/27)

3マダムの中では、一番生活に疲れていて愛嬌のないマダム(褒め言葉)だなと思います。
3人の中では唯一明らかに毛色が違うので、このままでいて欲しいです(どんな立場?)。
旧演出で言うなら阿知波サン系統のマダムだと思いますが、ちゃっかりしているところもあるので憎めなさもあります。
体型は他マダム同様のぽっちゃりですが、サイズは一番小さいかも。

駒田サンとは熟年夫婦という感じで、モリクミさんとはまた違う方向で長年連れ添っているように見えます。
がっつり尻に敷いているというか。
ただ、宿屋の連携はややイマイチで、他シーンでもコンビとしての印象は他マダムの対駒田サンに比べると薄いかもしれません(すみません・汗)。

宴会乞食シーンでは、無表情感が他マダムと違って面白かったです。

カテコでは乳をがっつり強調していて笑えました。


アンジョルラス

上山竜治くん(4/24、5/13、5/31)

いつの間にやら改名しとりましたな。
今回キャストで一番期待をしていた上山くん。お陰で随分チケが偏りました( ̄∀ ̄)
個人的には、新演出で観たアンジョの中では一番理想に近くてかなりお気に入りになりました。

初回に観た時はリーダーシップはあったものの、まだ歌がところどころ甘くて不慣れだなと思いましたが、2回目観劇以降は歌も安定していて精悍な顔つきのリーダーになっていました。
歌唱は高音やロングトーンがたまにサカケンを彷彿させる部分がありました。
上山くんはどちらかと言うとダンサーさんイメージで歌下手では決してないですが、とはいえ歌唱力系の人でもないので、アンジョを演じるに当たってボイトレも頑張ったのではないかなと思います。
2回目以降は、『ABCカフェ』の“♪群れとなりて~”のロングトーンと盛り上がりも最高でした。

リーダーシップもしっかり感じられて、とても熱いリーダー。
一挙一動暑苦しい時があって(褒め言葉)、ここはとても上山くんらしいなぁと思いました、
民衆から出たリーダーというのも判り易い。
彼を中心に徐々に学生達が盛り上がっているのが判るので、カフェから皆が死んでいくシーンまで駆け抜けるよう。
彼に“♪死のう僕らは”と言われたら皆絶対拒否はせんだろうなと。

死ぬ間際グランと抱き合うシーンがめちゃくちゃ泣かせます(ノД`)・゜・。
グランに対する態度も割と好意的というか、ちゃんと仲間だと思っているのが判りますね。

ダンサーさんだけあって、バリケードからの落ち方も美しい(そこ?)。

組み合わせは海宝くん、原田くんと観ましたが海宝くんとの方が印象が強かったです。
彼に対しては、対等に近いけどちょっとお兄サンっぽさも感じられてバランスも良かったと思います。

上山くんは芸歴が長い割には、大舞台ではそこまでの大役はない印象だったので、今回のアンジョ抜擢は個人的にとても嬉しかったです。
主演レベルの実力はある人だと思うので、いずれ帝劇の主演で観られたらなぁ……なんて思っていたりします。

正直、『1789』のロナンだって徹平くんよri……げふっげふん!!(本当にすみません・汗)


野島直人くん(5/27)

野島くんもアンジョ歴が長くなってきましたよね。

個人的にはちょっと苦手なアンジョで、衣装を来た時の見映えの悪さとか、皆が集まった時に埋没しがちなところとか、ちょっと気になってしまうのですよね(すみません)。
今回は、原田くんももっさり増ししてたので、颯爽とした原田マリと比べて見映えが……という事はなかったです(色々すみません・汗)。

それでも、民衆の中から生まれたリーダーという部分は相変わらず判り易く、歌唱も声量があって気持ちが良いです。
今回は若くて熱いリーダーの上山くんが加入したので、相対的に見て野島アンジョは気が良くて親しみやすいお兄ちゃんという感じだなと思いました。貫録も出ましたよね。

今回印象に残ったのは、バリケード内での“♪市民は来ない”の部分。
心底がっかりしているのが伝わり、かなり悲壮感があって、皆が死んでいくシーンの悲しみに繋がりました。

野島くんは安定感は申し分ないのですが、自分が求めるアンジョ像とはちょっと違うので苦手意識があるのかもしれません。
あくまで個人的な好みですので、好きな方はご容赦下さいませ。


★アンサンブルさん★
ガブとグランとのお芝居は、やっぱり今回もかなりの泣かせどころでした。

與名本ガブ、そもそもなんて読むんだろうこの名字……(どうでもいい)。
最初に観たガブは與名本くん。
元気いっぱいで、声量があって盛大にハズすタイプ(オイ)。
うっちーみたいですな( ̄∀ ̄)
エポが死んだ時に、マリウスに彼女の帽子を託すところが泣かせます。って、これは他ガブもやってますけどね。
『共に飲もう』で落ち込んでいるグランを慰めて肩をポンポンやるところが、もはやオッサンぐらいの包容力で(とても褒め言葉)、非常に大人なガブでした。

北島ガブ、2回目に観ました。精悍でしっかりしていて、子供らしいというよりかはカッコ良さすらあるガブでした。
言わば小アンジョといった感じで、将来は原田くんのように出世魚方式でアンジョもできるんじゃないかなと思わせます。
エポが死んだ時も、他ガブがグランにギュッと抱きつくのに対し、彼はきっちり耐えて悲しみを受け止めていて男らしい。
でも、グランが落ち込んでいる時には抱きつきに行くのが可愛い(全ガブそうだと思いますが)。
彼を慰めている姿も非常にイケメンでした(笑)。

松本ガブ、最後の2連発は彼。彼もまた、アンジョっぽさのあるガブかな。
とはいえ、逞しい悪ガキっぽさもあり、頭も良さそう。
歌声も力強くて上手いです。
グランの慰め方も堂に入っているというか、慰め慣れている感じで(笑)、この2人はいつもこういうふうにしているのかもしれないなと思いました。
3ガブの中では一番お兄ちゃんっぽいですかね。

あと、これは子役ちゃんと関係ないですが、新演出になってから、ガブってどの時点でジャベの事に気づいているのかなと思ったのですが、2幕最初でもう気づいているって設定なんですかね。
グランが“♪子犬も~”歌っている時に、ガブが彼の目の前を走り抜けますが、よく観るとジャベの後を追いかけてるんですよね(今更)。
考えてみれば、今回の演出だとジャベ介入シーンでガブは面と向かって礼をしたりしてるので、早い段階で気づいている筈ですもんね。
まぁ、それ言ったらマリウスが最初に気づけよって話なんですが(笑)。


菊地グランは、最初の1回しか観られませんでしたが、ナイーブそうなところが良かったのと、芝居の流れがちゃんと見えるのが◎でした。

丹宗グラン、後の3回は彼でした。懐疑主義という言い方をすると、彼が特別な思想を持っているように聞こえてしまいますが、一番常識人だと思います。
他の学生達は革命の名の下に異常な盛り上がりがある感じで、彼一人がどこか冷静な面を持っているように見えました。
こう見えたのは今回が初めてだったのですが、私のメンタリティが変わったのか、彼のお芝居が変わったのか……理由は判りません。
ガブに慰められてる彼は、駄目なお父ちゃんという感じでした(笑)。
レッド&ブラックシーンでは、マリウスに対して神父っぽい演技でおどけるなど、茶目っ気もあります。

新しい司教の中西サン、思った以上に背が高くて驚きました。喧嘩強そう(そこ?)。

工場長は、田村サン&石飛サン
田村サンのキャラが立ちまくっていておかしかったです( ̄∀ ̄)
石飛サンは工場シーンの歌唱のイントネーションが如何にも憎々しげで良かった。


31日は前楽だったので駒田サン司会で挨拶がありました。
アンサンブル代表で喋った石飛サンが工場長とはまるで違う気さくな喋りで好感度アップでした(笑)。


レポはこんなところで。
やっと終わった……。

でも、相当記憶が曖昧で、大分適当になっている事をご容赦下さいませ(滝汗)。
まだまだ、新演出に見慣れないのも理由かもしれませんが。

とは言え、今回のレミゼは前回以上にキャストの一体感も増して良い公演になっていました。
今は巡演中という事で、更にパワーアップしているのではと思いますので、今後の公演に期待しています。

では、めちゃくちゃしょぼい上に情報精度の怪しいレポですが、お付き合い頂いた方がいましたら、どうもでした!

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