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Channel: LOVEシアターでつかまえて!
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ちょっと贅沢気分~『ミュージカル・ミーツ・シンフォニー2015』

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随分昔の話ですが(駄目)、初めてMMSを観て来ました!

“『ミュージカル・ミーツ・シンフォニー2015』~2015年5月3日(日)公演キャスト【マチネ】”

安蘭 けい
中川 晃教
新妻 聖子
平方 元基

ジョン・オーウェン=ジョーンズ
COLLABRO

やって来たのは、東京芸術劇場劇場・コンサートホール
イメージ 2

見事に文字が飛んでおります。

イメージ 3

改めて文字だけ……

イメージ 4

天井がキレイでした。

プレイハウスとか、シアターイーストだかウエストには行った事がありましたが、こちらに入るのは初めてでした。
本格的なコンサートをやるホールですもんね。縁がないわ(^^ゞ
いつもと違う広々としたホールにやや緊張気味でした(汗)。

席は3階J列42番。上手側。

で、コンサート自体は

良かった!

日本勢は、ちょっとオケに負け気味でしたが……(すみません)。
本格的なオーケストラも聴けて、良い体験をしました。

では、曲ごとにレポなどを。
忘却しとりますので、軽く……


1幕

Nobody's side~『CHESS The Musical』
最初は、トウコさん・聖子ちゃん・平方くん3人の歌唱。
トウコさんはキラキラ付きのパープルのドレス、聖子ちゃんはベージュっぽいバラ付きドレス、平方くんは青スーツって感じの衣装でした。
その後女性陣はお着替えがありましたが(男性陣もあったけどスーツの色が変わったぐらい)、どのタイミングだったかはあまり覚えていません。
2幕になったら着替えてたかなぁ……(駄目)。

さておき、『CHESS』は最初のコンサート版を観ているだけなので、この曲がどこで使われているのだかはさっぱり覚えておりません(駄目)。
でも、フローレンスとフレディのデュエットナンバーですよね?
フローレンス=トウコさん、フレディ=平方くんにしても聖子ちゃんは……という謎。
そういう編成だったからなのか、トウコさんがメインの歌唱であとの2人はコーラスという感じでした。

トウコさんの声は聴こえましたが、コーラス2人はちょっと聴きにくかったかも。
この曲に限らずだったので、音響の問題ですかね。響きすぎというか……。

君の瞳に恋してる~『ジャージー・ボーイズ』
フレディの本役あっきーは、ソロで登場。黒スーツ姿でした。
JOJサンの姿形を知らない私は、一瞬あっきーが彼だと思って勝手に「案外小さいな」とか思ってましたが、すぐに勘違いだと気づきました(本当に駄目)。

数か月後、日本版の本公演でも主演が発表されたあっきーの歌唱は、今思うと先んじて聴ける貴重な機会だったかも。
ステップを踏みつつリズミカルに歌唱。
あっきーの得意そうな音域で、楽しげに歌い上げます。
有名なサビ部分の“♪アイーラビューベイーベッ”のところは、声もよく通って気持ちが良かった。
いやー本公演が楽しみですね。

しかし、ポップなこの曲をオーケストラで聴くのは多少違和感があったような(オイ)。

この曲が終わった後、一旦MCが入りました。

Gold~『GOLD~カミーユとロダン~』
こちらも随分前に観たきりなので曲は全然覚えていませんが、聖子ちゃんの声量や懐の深さが楽しめるたっぷりしたナンバー。
小さな身体から大音量を発する聖子ちゃんはすっかり役に入っていて、ロングトーンも◎。
徐々に盛り上がっていくところも感情の高ぶりが感じられて良いです。

でも、やっぱりちょっとオケに潰され気味なのが気になりますね。
聖子ちゃんに限らずなんですが……(すみません・汗)。

あまり明るい演目ではなかったので、積極的に観たいとは思いませんが、聖子ちゃんのこの歌を聴く為だけでももう一回観たいなと思わせます。

本当の俺じゃない~『ロミオ&ジュリエット』
そして、無駄に壮大なティボルトのナイーブソング(オイ)。
個人的には、平方くんは断然ティボよりベン様の方が良かったと思っているので、どちらかと言うと『どうやって伝えよう』が聴きたかったです(コラ)。

歌唱自体は良かったのですが、どうしても声質が甘すぎて歌だけ聴くとロミオっぽさが否めないのですよねく(´□`;)
平方くんは元々歌下手ではなかったですが、前より上手くなったなぁとか今更思いました。

Anthem~『CHESS The Musical』
そして、お待ちかねのJOJサン登場。恥ずかしながら初見でございます。
歌うのはコルムさんもコンサートで歌っていたあの名曲!( ̄∀ ̄)←コルムコンで聴くまで忘れていたくせに
日本キャスト陣はどうしても声がオケに潰されがちでしたが、JOJサンは圧巻の声量でオケにも全く負けていませんでした。
いやー、これはオーケストラで聴く価値あるわ~。

コルムさんより若い分、全体的にパワーのある歌唱でした。
静かな歌い始まりから、徐々に声量が増していき後半にかけての盛り上がりは鳥肌ものです。
最後の“♪My Heart”も高めの音程で歌っていてロングトーンもお見事。
あんな髭の丸っこいオジチャンなのに凄いわ……(一言余計)。

この後、MCを挟んで次曲に続きます。

蜘蛛女のキス~『蜘蛛女のキス』
本公演を観たのは随分前で、その時は金志賢サンがこの曲を歌っていました(そういえばアフターイベントでカズさんも歌っていたけど)。
宝塚の男役だった方が得意そうな低音域の歌ですよね。
志賢サンの歌は本当に素晴らしかったですが、トウコさんも声を作りつつ雰囲気たっぷりに歌い上げていて◎。
低音の作り方は、ちょっと『サンセット大通り』のノーマっぽさもあったような。
ノーマは蜘蛛ならぬ、“蛇みたいな女”ですけどね( ̄∀ ̄)

Wishing you were somehow here again(墓場にて)~『オペラ座の怪人』
これ、オペラ座初心者の私は全く記憶になかったのですが、クリスティーヌが墓場で歌うナンバーですね(タイトル通りです)。
聴きながら、怪人ってこんなナンバーあったかな……とかずっと考えていましたが、思い出せるワケがない(汗)。
というか、何故この曲だったのだろうか……。

全体的に静かなナンバーですが、後半の歌い上げはクリスティーヌの可憐さは微塵もない怪人的なパワフルさでした(笑)。
終盤のちょっと『エンジェル・オブ・ミュージック』的な要素のある部分の盛り上がりが好きでした。

Over The Rainbow~『オズの魔法使い』/Somewhere~『ウエストサイド物語』
COLLABROサンの2曲続けての歌唱。IL DIVOっぽい5人組ですね( ̄∀ ̄)
それぞれ、黒とか青とかグレーなどのスーツを着ておりました。

初見の方々でしたが、やっぱりハーモニーが素晴らしいですね。
クラシックな曲調だとまた際立ちますね。オケの壮大さにも潰されない見事な歌唱でした。
ソロ部分も割と均等に割り振られていたのが良かったですね。

続いてはWSSから。
あの謎のバレエっぽいシーン(オイ)で使われている曲ですね。
低音(トニーパート?)にかぶさって来る高音(マリアパート?)がドラマチックで素敵でした。

この後に再びMCが入っておりました。
あっきーと聖子ちゃんは実にフリーダムでした。

愛していれば分かり合える~『モーツァルト!』
ここは日替わりでしたかね。私が観た日はこの曲でした。
あっきーと聖子ちゃんのデュエット。フリーダムなカップルで良い組み合わせ!
あっきーがあまりにフリーダムに歌うものだから、オケは合わせにくそう(あっきー自体は合わせる気がない・笑)。
聖子ちゃんは、元からそんなフリーダムな歌唱の人ではないので、ちゃんと歌っていましたが( ̄∀ ̄)
でも、すごく楽しそう。

最後のハモリは力強くて見事!
この組み合わせ、本公演でも観たかったな~。

メモリー~『CATS』
トウコさんのソロ。『CATS』好きそうでしたもんね。
四季版の歌詞でした( ̄□ ̄;)オォ‼
四季は生オケじゃないので、この曲をオーケストラで聴けるのは嬉しいですね。

良い意味であまり悲壮感のない歌唱。低音域には、やっぱりちょっと宝塚の名残りが感じられます。
まだ若そうなので、全然現役娼婦(褒め言葉)ですね。
最後の歌い上げのところは非常に力強くて◎。

『メモリー』自体を久々に聴きましたが、やっぱり名曲ですね。
トウコさんがグリザをやる日は来ないとは思いますが、ちょっと観てみたい。

Bring him home(彼を帰して)~『レ・ミゼラブル』
1幕最後はJOJサン。コルムコンでも聴いたこの曲。

最初はかなりか細い雰囲気で歌い出しますが、徐々に声量増大。
後半の盛り上がりどころは、どこまでいっちゃうの!?というぐらい伸びていき圧巻。
今年観た日本版バルジャンも素晴らしかったけど、やっぱり身体の作りから何から違うのね……と思ってしまいました(すみません)。


2幕

着飾って 輝いて~『キャンディード』
今回のコンサートの中でも、聖子ちゃんのこの曲が聴けたのは本当に嬉しかった。
東宝版『キャンディード』はもう再演もなさそうだし、演目自体もそこまで好きではなかったのですが(オイ)、聖子ちゃんのこの曲は圧巻だったので、また聴きたいな思っていたのですよね。
当時この難ナンバーを歌いこなす聖子ちゃんは実に素晴らしかったのですが、今回はあの時を上回る歌唱になっていて更に度胆を抜かれました。

台詞も入っていて、お芝居付きで見せてくれましたが、歌唱自体もコロコロ変わる曲調を表情豊かに歌い上げていて劇中と遜色ない歌声だったと思います。
どの音域も無理なく出ていて、あの小さな身体のどこからその声が出ているの!?と言いたくなる凄まじさ。
いやー、恐れ入りました……。

この曲を聴くだけでも、料金の価値はあったというもんです。

闇が広がる~『エリザベート』
笑撃……いや、衝撃(オイ)の、あっきートート&平方ルドの組み合わせ(笑)。
あっきーにこれ歌わせていいの!?と客席で正に衝撃を受けていました。
どうせなら、JOJサンに歌って頂いても良かったのでは……( ̄∀ ̄)

あっきーはいつもの独特の節回しで、オケも平方くんも(笑)無視気味に自由に歌います。
お陰でデュエット部分は全然息が合っていなくて、笑えるやら悲しいやらの微妙な気持ちで聴いていました(オイ)。
平方くんみたいな面白くもおかしくもないタイプ(言い方を変えろ)とは一切噛み合わなさそうなトートでした。
そもそも、トートだったかどうかも怪しい気すらしますが……。

懐かしの平方ルドは、本公演よりも落ち着いた大人っぽい歌唱でした。
相手があれでは大変だったであろう……(コラコラ)←愛情

実に面白いデュエットでした。

サンセット大通り/With one look~『サンセット大通り』
続いて、サンセットからジョーのナンバー。本役の平方くんが歌います。

本公演の歌唱は鑑賞済みですが、こちらは大分真面目に歌っておりました
当然ながら本公演の方はもっと役に入って歌っていましたからね( ̄∀ ̄)

かっきーやマリオくんのを聴いた時はあまり思わなかったのですが、平方くんが歌うとこの曲が難しいのだろうなというのがよく判りました。頑張って歌いこなしている感が出てしまっているというか……(すみません)。
声はちょっとオケに潰されてしまってましたかね。
最後のロングトーンでコブシ?を効かせてましたが、付け焼刃っぽくてあまりよろしくなかったです(コラ)。

若干辛めになってしまってすみませんく(´□`;)


続いての『With one look』も本役のノーマ、トウコさんが歌います。
ノーマに相応しい大舞台だったのではないかと(笑)。

こちらは手慣れた歌唱。
低音も高音も無理なく出ていて、さすが。
オーケストラ映えする曲で聴き応えがありました。

Stars(星よ)~『レ・ミゼラブル』
MCを挟んで、COLLABROのスターズ。
スパンコールだか、ラインストーンだかがついていてスーツにお着替えしていたような……最初からだっけ?(聞くな)
しかし、何でこの曲を彼らに……というのは若干謎でしたが(オイ)。

でも、コーラスで聴くこの曲も実に新鮮で良かったです。
サビ部分(かな?)では、5人が四方にパッと広がる振付(という程でもない)が印象に残りました。
ハーモニーも美しくて感動的。ソロ部分は確実にジャベじゃないだろと言いたくなるお上品な歌声の方もおりましたが(笑)。
いやー、フルオーケストラで聴くと更に壮大ですな( ̄∀ ̄)

Bui Doi~『ミス・サイゴン』
そして、COLLABROをコーラスに従えてのJOJサンのブイ・ドイ。
曲のラインナップがコルムコンとかぶりますなぁ。要するに、皆が聴きたい曲という事なんですけどね。

COLLABROの美しいハーモニーも素晴らしいですが、JOJサンの訴えかけるような力強い歌唱が何より素晴らしい。
コルムコンのアールさんは、もっとストレートに迫る力強さでしたが、JOJサンのはもう少し懐の深い朗々とした包容力も感じられる力強さという感じです(自分でも何言ってるかよく判らない)。

アールさんに続き、このジョンにも惜しみなく援助をしたいな思いました(笑)。

僕こそ音楽~『モーツァルト!』
そして、皆様お待ちかね(謎)のあっきーヴォルフ。

歌い出しをフライングしてしまうというハプニングもあって(笑)ちょいとドキッとしましたが、やっぱりあっきーと言えばこれですね。
本公演程元気に歌ってはいませんでしたが、オケを無視して(またか)歌うフリーダムさが正に奔放なヴォルフそのものなんですよね。
最後の“♪僕こそミュージィ~~ッ(↗↗)ク”の高音部分はフェイクを入れたりして、痺れる歌声でした。
あっきーのヴォルフ、もう一回観たいわぁ。DVD……(号泣)

Phantom of the opera~『オペラ座の怪人』
MCを挟んで、JOJファントム&聖子クリスティーヌによるデュエット(´∀`人)キャー
オペラ座初心者なのでよく判りませんが、原曲よりテンポがちょっと速めですかね。
だからなのか、ちょっとポップ?な感じに聴こえました。

聖子ちゃんのクリスティーヌは気が強そうな歌声(笑)で新鮮。
JOJサンはワイルドめな怪人( ̄∀ ̄)
デュエット部分は歌い合いになっていて良かったです。

聖子ちゃんの終盤の高音は凄かった。
さすがにあまりに高いので、最後の方は超音波並に声が細くなっていましたが見事に音域をカバーしとりますな。
無理だろうけど、彼女のクリスティーヌも観てみたい。

そういえば、この時地震が起こるというハプニングがありましたが、舞台上の2人は動じずに歌い続けていてさすがでした。
いや、正直最初はあまりに大音量なのでそれで椅子が揺れていたのかと思った……という勘違いは胸にしまっておきます(はみ出てます)。

Till I hear you sing~『ラブ・ネバー・ダイ』
続いてJOJサンからラブネバのファントムの曲を。
ラブネバの曲は、クリスティーヌのソロぐらいしか覚えていないので、これもどこの曲だか全然覚えておりませんが(オイ)、JOJサンぐらいの迫力の歌唱で聴くと名曲ですね(調子がいい)。

JOJサンがラブネバのファントム……は、ないだろうなぁ(オイ)。

Tomorrow~『アニー』
日本人キャスト全員での歌唱。
『アニー』は未見なので、思えばこの曲をフルコーラスで聴いた事なかったんですよね。
でも、今更ながら何て良曲なの!と密かに感動しておりました(本当に今更)。
歌詞もシンプルで判り易いですし、この日以来、近年の映画版のこの曲の動画を何度も見ております(映画観ろよ)

ラストの4人のハーモニーも◎。
中でもあっきーの声は独特でやっぱり目立ちますね。

Do you hear the people sing(民衆の歌)~『レ・ミゼラブル』
こちらは海外キャスト含めての歌唱。
歌い出しはJOJサン。
ゲストだからそこは納得だし、歌唱も素晴らしいのですが、アンジョだと思うとちょっと笑えてきます(オイ)。
そして次に歌ったあっきーは、やっぱりちょっと独特( ̄∀ ̄)

ラストに相応しい盛り上がる曲でした。


かなり軽めですがこんなところで!
もはや遠い昔の話なので忘却の彼方ですからね……(駄目)。

ライブ自体は楽しかったですが、オケが立派過ぎてキャストの声が負ける事が多々あったので、私は普通のガラコンの方が好きだなと思いました(すみません)。

では、亀の歩みで他レポも何とか終わらせたいと思います。
また、余裕で年を越すペースですな……。

では、お付き合い頂いた方がいましたらどうもでした!

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