Quantcast
Channel: LOVEシアターでつかまえて!
Viewing all articles
Browse latest Browse all 76

舞台ほど素敵な仕事はない~『HEADS UP!』

$
0
0
イメージ 1


去年観た作品の中で個人的にトップだった演目を、今年の年末にレポります(とても駄目)。

“『HEADS UP!』~2015年11月23日(月)公演キャスト【マチネ】”

加賀美 賢治 /哀川 翔     滝 幸男  /芋洗坂係長
新藤 祐介  /相葉 裕樹    九条 六平 /上原 理生
久米 長一郎 /橋本 じゅん   朝倉 まき /MINAMI
本庄 まさこ /青木 さやか   立川 エリカ/井上 珠美
佐野 慎也  /入野 自由    児玉 哲也 /岡田 誠
真昼野 ひかる/大空 祐飛    海老沢 克美/川本 昭彦
熊川 義男  /中川 晃教    池田 桃子 /新良 エツ子
小山田 丈太郎/今 拓哉     飯塚 浩二 /陰山 泰

妹尾健、他/青柳 塁斗
松村ユキ、酒のミューズ、他/遠藤 瑠美子
飯坂さおり、回想での久米の妻、他/香月 彩里
小南祐子、回想のひかる、他/谷 須美子
四条あつし、他/福永 吉洋
望月健一郎、他/渡部 又吁

小幡 ゆり/大和田 美帆(声の出演)
イメージ 4
取り壊しが決まった栃木県にある古い劇場、黎明会館。
そこで、かの名作ミュージカル『ドルカンチェの馬』の公演が決まった。この公演は1000回目の公演で終了した筈だったが、主演俳優の小山田丈太郎たっての希望で1001回目にして本当に最後の公演が急遽行われる事になったのだ。
劇場雑用係の熊川は、この公演を待ち構えていた人間の1人だった。
そんな劇場に、海外で修行経験のある新人監督の新藤の他、スタッフ達が集まり着々と準備を進める。
なかなか、皆をまとめきれない新藤だが、そこへ敏腕舞台監督の加賀美が現われる。
彼にとっても、これが舞台監督として最後の仕事になるのだが……。
イメージ 4


やって来たのは、初見参

イメージ 2

イメージ 3


KAAT神奈川芸術劇場

大きな劇場ですよね。

席は3階B5列3番。思いっきり下手側。
傾斜がキツめなので、高い席だとちょっと怖いですね。

で、今回の舞台自体は

凄く面白かった!

脚本の倉持サン目当てに観に行った演目ですが、前述の通り、去年観た中で文句なしに一番良かった演目です。

では、早速レポへ~。


★全体の感想★

バックステージものという事で、最初は素舞台の状態で始まります。
これが、本当に劇場の素舞台なのか、セットなのかは良く分かりません。
後方は搬入口になっていました。
本番が近づくにつれて、リノリウムが貼られ、砦のセットが出てきたりしますが、低予算設定なので結構ショボくて笑えました(笑)。
おまけに足りないセットを急ごしらえで作っているので、孔雀の絵が描かれた板だとか、今回の舞台となっている劇場黎明会館の看板を使っていてこちらに丸見え( ̄∀ ̄)
このセット類、後々面白い展開に繋がっていきます。

物語は新人舞台監督とベテラン舞台監督を中心に、一日限りの舞台『ドルガンチェの馬』を公演する為に人々が奔走する姿を描く群像劇。
原案・演出・作詞はラサール石井さん、脚本は私のお目当ての倉持裕サン
当時、同時期にシアタークリエで彼の脚本・演出の『ブロッケンの妖怪』も公演中で、倉持成分に事欠きませんでした(倉持成分って何?)。
普段小劇場で書いている彼のワールド全開という作品と違って、モロに商業用の脚本という感じなんですが、張り巡らされた伏線といい、笑わせる言い回しといい、上手く作ってあるなと思います。
劇中劇の『ドルガンチェの馬』に関しても、きっちり製作の裏設定が用意されていて、パンフを見て感心。
で、その劇中劇シーンは演出のトラブルや役者のミスで大変な事になったりと、爆笑の連続で楽しかったです。
難点なのは、再演を繰り返して大ヒットしているブロードウェイミュージカルにはあまり見えなかったところですかね、単純に面白くなさそうだった……(オイ)。

メインキャストの写真だけ見ると、ストレートっぽくも思えるんですが、ゴリゴリのミュージカルです( ̄∀ ̄)
特に冒頭はモロミュージカル的なダンスシーンと歌で始まります。
往年のミュージカルのオマージュなのかなぁと思われる部分もあって、冒頭のダンスシーンはちょっと『コーラスライン』っぽかったし、“♪ありのまま寒い”という歌詞は完全に『アナと雪の女王』だし(これは往年のミュージカルじゃないですが)、劇中劇の最中に靴が落ちてくるシーンは『CATS』、新藤が歌う“♪オレならできる”みたいな歌詞はちょっと『ウィキッド』を思い出しました。
そもそも、バックステージもの自体がブロードウェイミュージカルなんかでは定番ですもんね( ̄∀ ̄)

ミュージカルナンバーを作るのは玉麻尚一サン
TSミュージカルや、宝塚を観ているとよく拝見するお名前ですよね。
物凄く耳に残る感じではないですが、ポップな曲で聴き易いです。

キャスト陣は基本的に皆歌も聴けるし、それぞれ得意そうな役柄を任されていて◎。
大所帯ですが、皆に見せ場が用意されているのも愛情ある出来栄えで良かったです。

ラストは所謂“第四の壁”を越える演出も用意されていて、そこがまた感動させてくれるのですよね。
客席降りも多いので、1階席の方は楽しかったのではないかなと。

主に裏方を中心とした舞台愛に溢れた内容ですが、裏方の経験はなくとも、舞台の楽しさを知っている方なら共感ができて楽しめる作品だと思います。
思いっきり笑わせて、最後にはホロッとさせてくれて、正に文句無しのエンターテインメント作品でした。

因みに今回のタイトルである“HEADS UP”の意味ですが、「頭上に注意」みたいな意味らしいです。為になりました( ̄∀ ̄)

では、お次はキャストさん感想へ↓
軽めに

加賀美賢治●哀川翔サン
こちらも、舞台で観るのは初めて。登場はド派手に、搬入口からゼブラ柄のガウンだかタオルだかを羽織り、ライトを浴びつつ、スタンドマイクを持って現れます(でも歌わない)。
よく見たら、ゼブラ柄のそれには“SHOW AIKAWA”の文字が印刷されていて、多分ご本人のオフィシャルグッズなのだろうと思います( ̄∀ ̄)ゼブラーマン
というか、役名関係なくなってるし(笑)。

新藤をサポートする為に現れたベテラン舞台監督役。お芝居はいつもの哀川節で独特の声質と喋り方なので、キャストの中では一番台詞が聞き取りにくかったかも(すみません)。
気合の入っている大道具チームと違って、どちらかというと飄々とした雰囲気の方ですが、非常に優秀な舞監サン。
元妻のひかるとの関係も見どころ。
喧嘩しつつも、最後には王子様ばりのお姫様抱っこでサポート(謎)してみせたり、なかなかのキュンどころです。

新藤とのラストの会話はしみじみできて◎。
この日が実際に千秋楽だった事もあってか、終わっていく舞台の物悲しさを感じつつ、ほろりときてしまう場面でした。

新藤祐介●相葉裕樹くん
名前は2番目ですが、実質主役ですね。
いつも、嵐の方と名前がごっちゃになります(笑)。

テニスさんですよね。
そのテニスさんの実写映画版で見た事ある程度で、舞台で観るのは初めて。

不慣れな新人監督という役柄で、何気にブロードウェイで修行経験もあるとか。
低予算なお陰で制限が多い上、トラブル多発の中頑張りますが、ストレスで過呼吸になってしまったりと色々と頼りない(笑)。
過呼吸の芝居も派手で笑えた……というか、正直心配なレベルの取り乱しようでした( ̄∀ ̄)
役自体は相葉くんにとても合っていて、初々しくて可愛い。
歌はどうなのかな?と思っていましたが、声も良くて通るしなかなかお上手。
ハーモニーの一端を担うこともありましたが、こちらもキレイに決まっていて◎。

それぞれの見せ場が多い中、彼は正統派な受身主役キャラなので、登場していても良い意味であまり印象に残らないというか(すみません)、上手く主役に徹していたのだろうと思います。
運動神経も良さそうだったので、今度はもっと踊っている姿も見たいかも。

久米長一郎●橋本じゅんサン
元々不良だったという、ガラは悪いけど優秀な大道具サン。滝・九条と共に3バカ(オイ)っぽい感じです。
不良と言っても、もともとのじゅんサンのお人柄の良さもあるのか、あまり元不良には見えなかったかも(笑)。
笑わせどころにはハズレがなく、3人の息もピッタリ。
フォルムも三者三様で面白かったです。

優秀な大道具と言いつつも、急遽作ったセットは孔雀の絵や注意事項が丸出しの板でできていたり、屋根は竹ぼうき2本ぐらいで貧弱だし、微妙にデキる人達かどうか判断しづらかったような( ̄∀ ̄)
1幕最後の全員登場の『ワン・デイ・モア』っぽいシーン(笑)では、皆が舞台のめちゃくちゃぶりに頭を抱えている中、大道具3人は昼ご飯か何かの事を話し合っていて、地味にウケました( ̄∀ ̄)

2幕では、人手の少ない舞台に声だけの出演の筈でしたが、大道具のドアが壊れていて丸見え状態での芝居となってしまいました。
この下りで客席も大爆笑でした。

そんな彼ですが、昔は佐野が憧れていたヒーローショーの怪人役をやっていた事が判明。
ケチョンケチョンにやられるシーンが出てきて笑えます。
しかも、飲み歩いているうちに奥様の死に目に会えなかったりなど、何気に暗い過去が明かされます。

途中は大いに笑わせてくれましたが、死んでからも彼を見守っていた奥様の霊と共に客席から立ち去るシーンはカッコ良く、こちらもちょっとしんみりするところでした。

本庄まさこ●青木さやかサン
低予算の中、ほぼ全てを切り盛りするデキる女であろう本庄サン。
チャキチャキした雰囲気は青木サンとも合っていたし、出て来る度にキレ気味キャラなのも彼女のキャラが考慮されているのかも。
上手かったのは、キレてはいるけど嫌な人ではなくて真っ直ぐな人なのだろうなというのが分かったところですかね。
『ドルガンチェの馬』への思い入れが強く、小山田への敬意のある態度も好感が持てるところ。
終盤、彼が立ち去る時に優しく道を作ってあげるシーンが個人的にお気に入りです。

歌唱は哀川サンと共にまぁまぁでしたが(すみません)、及第点じゃないかなと。
そういえば、前『CATS』のディミータにチャレンジしてた事ありましたよね(実際の公演には出てないですが)。

佐野慎也●入野自由くん
コンサートでは拝見してますが、舞台で観るのは初めて。
アルバイトで大道具に参加しますが、最初は全くやる気なし。
でも、徐々に舞台作りの楽しさを知って一生懸命になっていく様は胸熱なところです。

何気にこの舞台の裏テーマ(裏ではないかな…)は新藤と佐野の成長にあるのかもしれません。
真っ直ぐで一生懸命な新藤と、ひねくれ気味で無気力な佐野、この2人のそれぞれの成長が眩しくも羨ましくも感じられるオバチャンな私です(何?)。

一応不良っぽい感じなのかもしれませんが、どう見ても素朴な容姿なので心底チャラい感じではなさそう。
何歳設定かは分かりませんが、メンタリティと行動から観ると高校生ぐらいに思えます。
いや、多分新藤ぐらいな年格好なんだと思いますが、入野くんが若く見えるという事で……(上手くまとまってない)。

歌もお上手で、ポップス歌唱寄りですかね。相葉くんとの相性も◎。

真昼野ひかる●大空祐飛サン
祐飛サンを退団後に観るのはこれで2度目。『ドルガンチェの馬』のヒロイン女優ですが、出てきた瞬間から大女優のオーラで、さすがトップだった方だなと感心。
とてもカッコ良かった。
スタイルも良いというか、立ち姿がキレイ。あと、去年よりも更に女性らしくなったような……。
歌もなかなかお上手でした。
哀川サンとは元夫婦役という事でお芝居の相性はどうなのかな?と思っていましたが、存外不自然さもなく口喧嘩シーンは慣れた者同士の空気があって◎。
前述の通り、『ドルガンチェの馬』公演中、ある筈の足場がなく落下しますが元旦那様にしっかりお姫様抱っこされていました。
2人の慌てず騒がずな様子も、元夫婦だった事を物語るようで良かったです。

熊川義男●中川晃教サン
今回の影の主役で狂言回し。
客席と舞台を繋ぐというか、第四の壁を突き破るような存在でした。
冒頭は客席からの彼の語りで始まります。
観客は、今回の舞台である栃木県の黎明会館の客席にいる~という体で話を進めます。
「神奈川に来たつもりが、栃木県に来ているんです」と微妙に現実を織り交ぜつつ語るあっきーの客席振りはなかなか達者。
MCは苦手そうなのにね(一言余計)。

基本的に新藤との会話シーンしか出てこない上、30年ぶりに黎明会館で行われる『ドルガンチェの馬』に興奮していましたが、果てしなく年齢不詳。
理由は後ほど明らかになります。まぁベタなオチではあるんですが、彼の存在を不自然に感じさせなかった展開はとても上手かったなと思います。

歌唱は他とは一線を画す上手さで、さすが。
特に高音域は彼の右に出る者はいないぐらいの突き抜け方でした。改めて凄いわ。
冒頭のダンスもなかなか上手かったです。
タップっぽい足捌きを披露するところもあり、音は多分SEでしょうが、カタチは結構決まっておりました。

伸び伸びお芝居をしているけど、微妙に気持ちの悪いテンションのキャラはあっきーお得意の路線だと思うし、劇中でちょっと浮いた存在だったのも、後の展開に生きているなと思いました。

彼が最後に突き破る第四の壁の展開は実に感動的で胸熱でした。

小山田丈太郎●今拓哉サン
今回、一番笑いをかっさらっていってたのが意外にも今サン。
いやー、あんなに面白い彼が観られるとは収穫でした( ̄∀ ̄)

『ドルガンチェの馬』の主演俳優で78歳。さすがにその年齢には無理がありましたが……。
1000回公演を達成したところで引退した筈でしたが、やり残した事があるらしく、無理矢理1001回目の1日限りの公演を開催します。
今回のドタバタのそもそもの発端ですが、実はラスト1を切望したのには深~いワケがあったりします。

お年がお年だけに、台詞が覚えられなかったり、言っている事がめちゃくちゃだったりとなかなかのボケっぷり。
ヒロインのひかるの事は前回ヒロインの“みさき”と間違えたり、お尻を触ったりと酷い(笑)。

いざ舞台が始まると、歌声は他の追随を許さない迫力で感心。
しかし、1幕最後、“♪ドルガンチェの馬”と歌うべきところで、佐野がうっかり照明に吊り下げていた靴が舞台に落下。
そこにピンスポが当たってしまい、歌詞は一転“♪ドルガンチェの靴”に!
振りつけも可愛らしくなってしまい、混乱のまま1幕終了。客席は爆笑でした(笑)。

2幕は既に舞台が終わった後から始まりますが、回想シーンで舞台でどんな大変な事が起こったかが出てきます。
その度に今サンはくるくる回ったりバレエのような動きをしたりと、無駄に高い身体能力を披露。いや、78歳!( ̄∀ ̄)
客席の心を鷲掴み状態でした。

回想で出てきたトラブルシーンは、台詞を忘れて兵士役の人に言わせた挙句に刺し殺したり、台詞のきっかけとなる雪が降らずに、ひたすら凍える演技をしていたり、3ページも台詞を飛ばしてまだスタンバイしていないキャストの名前を呼んでしまったり、最後の最後で急ごしらえのセットの黎明会館の看板が登場してしまってまたナンバーの歌詞が変わってしまったり……説明下手で申し訳ないですが、どれもハズレのない面白さ。
脚本の面白さもあるでしょうが、今サンのキャラに合った笑いのツボが用意されていて、それに上手く応えた彼も素晴らしい。

ラストは、バラシまでしっかり見学し、裏方の皆に感謝の言葉を述べます。
実は、30年前に黎明会館で公演する筈だった公演が火事で中止になってしまったという過去があり、丈太郎は最後の公演をどうしてもここでやりたいと願っていたのでした。
途中のコミカルな芝居もさる事ながら、締める時はしっかり締める今サンが素敵でした。
というか、本当はボケてないんじゃないかというぐらい最後はしっかりしていました(笑)。

滝幸男●芋洗坂係長サン&九条六平●上原理生くん
芋洗坂サン、こちらも大道具3バカの1人。
歌も上手ですが、ダンサーシーンが印象的。
後半には、マイコーっぽいダンスを披露するソロシーンもあり盛り上げてくれます。
ダンス後、入野くんに話しかけられましたが、まだ息が整っていなかったようで「ちょっと待って、ゆっくり行こう」と台詞は不確かですが、こんな感じの事を言って待ったをかけていて、会場の笑いを誘っておりました。

上原くん、腕は良いけどガラの悪い大道具3人組の1人。
今まで観た役柄とは違い、オラオラした兄ちゃんで新鮮でした。
でも、こういう役も演じられる引き出しはありそうですもんね。
乱暴そうだけど、どこか気の良さが感じられるのはご本人のお人柄ですかね。
頭につけているバンドにはジャック・スパロウのようなビーズ?の飾りがついていて、どことなく海賊っぽく、チェコ版『三銃士』のポルトスとかできそうだな~良さそうだな~とか雑念が生まれたりしました(笑)。
歌うと3バカの中ではダントツの美声と声の響きで圧倒します。
ソロがなかったのは残念。

☆その他の方々☆
海老沢役の川本サン、如何にも嫌味臭い演出家なんですが、最終的には皆に縛り上げられて物理的に酷い目に遭っていて笑えました。公演中に縛り上げられている姿が観られてしまったりと何気に哀れ。

飯塚役の陰山サン、照明のチーフさん。最初はピシッとしたクールな方かと思っていたのですが、実は高所恐怖症。
件の雪を降らすシーンで雪が引っかかってしまった為に、1人で高所に赴きます。
彼がクレーンで上がっていく際、皆が敬礼をしていて、どこの軍隊ですか状態になっておりました。
しかも、彼は恐怖のあまり気絶していて、なかなか雪が降らず、ずっと凍える演技をしている丈太郎がウケました(笑)。

朝倉役のMINAMIサン、最初はおとなしくて目立たず、あまり意見もさせてもらえない様子でしたが、後半は自分の意見を口にし、しっかり者ぶりを見せていました。彼女の成長も物語の密かな見所です。


この日は千秋楽だという事で、カテコでは演出のラサールさんも登場し、客席もとても盛り上がっておりました。
物語の中の千秋楽(というか1回だけの公演ですが)とも相まって、盛り上がりつつも感動のできる千秋楽となりました。

去年だけと言わず、ここ数年の中でも上位にくる演目でした( ̄∀ ̄)
倉持サンは以前公演した『空中ブランコ』もですが、こういうコメディテイストの商業演目の脚本も上手いので、是非また書いて欲しいなと密かに思っております。

では、今更なレポでしたがこんなところで。
お付き合い頂いた方がいましたらどうもでした!

Viewing all articles
Browse latest Browse all 76

Trending Articles