皆様、笑ってはいけない名探偵24時お楽しみでしょうか(決めつけ)。
自分でもよく判らず無駄に9年も続いている自己満足な賞、観劇総括・梨ニー賞を性懲りもなく発表しようかと思っております。
もう、今年はレポが遅れに遅れまくって3ヶ月以上前のレポを書いている状態になっております(駄目)。
でも、これもまた無駄な使命感で、全部のレポを書くんだ!という決意の元、どんなに遅れても書く気でいるのもまた遅れている理由なんだろうなと……。
しかも、毎回“軽めにレポします”とか言いながら何だかんだ長々書いてるから遅々として進まないのかとか、自分自身と見つめ合う日々が続いています(レポ書けよ)。
自分でもよく判らず無駄に9年も続いている自己満足な賞、観劇総括・梨ニー賞を性懲りもなく発表しようかと思っております。
もう、今年はレポが遅れに遅れまくって3ヶ月以上前のレポを書いている状態になっております(駄目)。
でも、これもまた無駄な使命感で、全部のレポを書くんだ!という決意の元、どんなに遅れても書く気でいるのもまた遅れている理由なんだろうなと……。
しかも、毎回“軽めにレポします”とか言いながら何だかんだ長々書いてるから遅々として進まないのかとか、自分自身と見つめ合う日々が続いています(レポ書けよ)。
そんな要領の悪い私の今年の観劇記録は
79公演58演目(+ライブ8回)去年とそこまで変わらないんですが、ライブが8回と結構観に行ったので80本超えてるんですよね……金がない筈ですね、毎年ながら……。
79公演58演目(+ライブ8回)去年とそこまで変わらないんですが、ライブが8回と結構観に行ったので80本超えてるんですよね……金がない筈ですね、毎年ながら……。
観劇数を稼いでいるのはやっぱり宝塚ですね。
全演目観劇はなくなりましたが、その分雪組の回数が増えたので結局あんまり本数は変わらなかったような……。
全演目観劇はなくなりましたが、その分雪組の回数が増えたので結局あんまり本数は変わらなかったような……。
では、早速作品賞から。
ストレートTOP5&ミュージカルTOP10という形で発表致します。
毎年ながら、初見演目に限って選出しております。
ストレートTOP5&ミュージカルTOP10という形で発表致します。
毎年ながら、初見演目に限って選出しております。
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No.1 『五右衛門VS轟天』
相変わらずストレートの観劇数が少ないので、偏った順位になりますが……。劇団☆新感線の作品です。
今年は新感線35周年ということで、ネタモノ演目として上演されました。
近年は、いのうえ歌舞伎かRXのシリーズがほとんどで、ネタモノはほとんど上演されてなかったですよね。
以前、同じくネタモノだった『鋼鉄番長』は、上演中止の日に当たってしまったので初めてのネタモノ観劇でしたが、本当に内容がなくて面白かったです(褒め言葉)。
轟天サンも久々の復活、そして近年の主力演目だった『五右衛門ロック』シリーズの五右衛門との夢の共演という事で、新感線をあまり知らない私でも楽しめましたが、今までの新感線を知っている人にはより楽しい舞台だったと思います。
『鋼鉄番長』では観られなかった念願の橋本じゅんサンの主演(W主演ですが)も嬉しかったですし、団員サン達の活躍も楽しかった。
勿論、賀来賢人くん、ナルシー、松雪泰子サンというゲスト陣も個性豊かで良かったです。
勿論、賀来賢人くん、ナルシー、松雪泰子サンというゲスト陣も個性豊かで良かったです。
来年の新感線は、いのうえ歌舞伎演目の『乱鶯』。
私の大好きな倉持裕サンが脚本という事で、楽しみにしています。
私の大好きな倉持裕サンが脚本という事で、楽しみにしています。
No.2 『土田英生セレクションVol.3 算段兄弟』
こちらは、毎年恒例の“MITAKA Next Selection”の演目。劇団MONOの土田英生サン脚本の作品でした。
父親の死を通して、腹違いの兄弟、姉妹達の奇妙な繋がりを描きます。
彼らの話の中心である“父親”は、姿が出て来ず、会話の中でだけその影響力を窺いしれるのが面白いところ。
役者のスキルが試されそうなかっちりとした会話劇ですが、皆様達者で◎。
キャラもそれぞれ立っていて良いです。
兄弟がいるって羨ましいな~と思うと共に、女って逞しいなと再確認する内容でした(多分そこはテーマじゃない)。
N0.3 『ブロッケンの妖怪』
毎年必ずランクインさせている大好きな倉持裕サン脚本作品。4年前に上演された『ヴィラ・グランデ青山』に続く、竹中直人サン×生瀬勝久サンの企画の第二弾。
“ブロッケン現象”をテーマに4年に一度、霧の向こうからもう一つの世界が現われるという、ドラえもんの『あべこべの星』なんかを彷彿とさせる設定。
怖そうなフライヤーやタイトルを裏切るコメディでめちゃくちゃ楽しめました。
もう一つの世界の見せ方もシンプルながらも考えられていて感心。
ミュージカル好きには大貫勇輔くんが注目どころでしたが、ストレートで観ても良かったし、世界観にもマッチしておりました。多彩なのね。
倉持サンらしい台詞回しや言葉のチョイスも変わらず笑わせてくれます。
レポは大分先になりそうです……。
No.4 『想いはブーン』
こちらも、『算段兄弟』同様のMNS(略)の演目。『算段兄弟』と共通するところは、こちらも物語を動かす存在である電気工事会社の社長=“父親”の姿が出て来ないところ。
会話の中でどんな人なのかが分かります。
田舎の電気工事会社の詰め所を舞台に、人が入れ替わり立ち替わり現われて物語が進行していきます。
如何にも田舎にありがちな人間模様や、世界観の狭さが絶妙。
家族のように接してきている会社の社員サン達や、社長家族達との会話の距離感の上手さも注目どころ。
ミュージカルに傾倒している私ですが、『算段兄弟』とともに、シンプルな会話劇って良いなと思える良作でした。
レポは鋭意製作中……
No.5 『PLUTO プルートゥ』
今年の初めに観た演目ですね。浦沢直樹先生の同名漫画を原作としていますが、元は手塚治虫先生の『鉄腕アトム』がベースです。
未來くん目当てに観た演目で、目新しい演出が見所ではありましたが、今でこそ響く“平和”のメッセージに胸打たれました。
それだけでなく、留学を経てパワーアップした未來くんの身体能力も素晴らしかった。
やたらと幼女役が上手かった永作博美サンにも驚きましたが(笑)。
ロボットのセットも原作のヴィジュアルを守ったクオリティだったのも◎。
お次はミュージカルです↓
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No.1 『HEADS UP!』
こちらは今年最後の方に観た演目ですが、最後にして文句なしの一作が来たなと思いました。キャストだけ見ると、ストレートなんだかミュージカルだかよく分からない一貫性のないキャストに見えたのですが、いざ観てみるとキャストがそれぞれ余す事無く合った役に付いていて、ちゃんと見せ場があるのが凄い。
物語もまとまっていて、爆笑できて最後にはホロリという展開。
舞台愛に溢れた物語なのも舞台好きには堪らんところでした。
そして、こちらも大好きな倉持裕サン脚本の舞台でしたが、これだけ個性豊かなキャストが揃っても宛書が上手いなと改めて感心でした( ̄∀ ̄)
あと、今拓哉サンのコメディ芝居の上手さにも舌を巻きました。
こんな引き出しあったのね!
レポはほぼできてますが……順番的にかなり後ですねく(´□`;)
No.2 『星逢一夜/La Esmeralda ラ エスメラルダ』
宝塚演目です。雪組観劇が中心なもので、どうしても偏りがちで申し訳ないのですが、お芝居の方は実によく出来ていて、5回観劇すべてで泣くという偉業を成し遂げました(偉業と言わない)。泣け泣けな舞台ではあるんですが、まんまと泣いてしまうのですよね。
番手がはっきりしている組ならではの三角関係の物語で切ない展開が良かったのと、百姓一揆を物語の重要な位置においたのも宝塚演目としては目新しく映りました。
冒頭の群舞と、衣装の色合いに統一感があったのも視覚的に美しくて良かったですね。
キャスト陣も好演でした。
打って変わったショーは騒がしくて運動量が多く、演じる方も観る方もやたらと消耗する組み合わせでした(笑)。
レポは、正に今書いている最中です……
N0.3 『Crystal passion~情熱の結晶~』
こちらは最近恒例のOSK日本歌劇団の演目。三越劇場という狭いキャパですが、十分楽しませる作品になっていました。
1幕は歌舞伎のパロディのような楽しい和物、2幕は洋レビューですが、この洋レビューのダンスの速さが圧巻。
改めてOSKのダンス力の高さを思い知らされるレビューでした。
いやー、素晴らしい。
来年の2月には博品館での公演も決まっているので今から楽しみです( ̄∀ ̄)
こちらもレポはまだです(汗)。
No.4 『パッション』
プリンス・和音サン・シルビアさん共演の作品。フライヤーのイメージでは、昼ドラみたいなドロドロな内容なのかしら?と思いきや、物凄いストーカーに付き纏われた挙句に極限通り越してランニングハイみたいな話でした(どんなだよ)。
一応三角関係ではあるので、ドロドロっちゃドロドロなんですが、ドロドロすぎてもはや笑えてくるレベルの内容で、最後まで目をギラギラさせながら観てしまいました(笑)。
プリンスはいつも通りの彼でしたが(オイ)、和音サンの脱ぎっぷり、シルビアさんの想像以上の強烈キャラなど、女性陣の健闘ぶりが光りました。
後味の悪い話ではありましたが、不思議と気分は悪くなく、むしろ変に充実感がある不思議な作品でした。
レポはまだです……(まさかの上位全滅)。
No.5 『レビュー 春のおどり/OSKレビュー in Kyoto』
再びOSK日本歌劇団のレビュー。大阪松竹座の『レビュー春のおどり』は、高世麻央サンのトップお披露目演目、京都で公演した同演目『レビュー in Kyoto』は、トップ娘役だった牧名ことりサンの退団公演となりました(ノД`)・゜・。
去年、一昨年の春のおどりに比べると、色々と冴えない部分はあるなと思いましたが、やっぱり華やかな和レビューは良いですね。
2幕の洋レビューは元宝塚の演出家荻田浩一サンが登場という事で、歌劇好きには注目どころでしたが、今までのOSKとは一味違った作品となっていて新鮮でした。
来年は是非、春のおどりで東上して欲しいですね。心待ちにしています。
No.6 『TOP HAT』
今年、宝塚の宙組のプレお披露目としても上演されましたが、こちらは来日公演の方です。ミュージカル映画全盛期の往年のダンスミュージカル。ショービジネスの世界を舞台にしていているのも王道ですね( ̄∀ ̄)
主演2人は美男美女で本当にダンスが上手く、デュエットダンスが多かったですが息もピッタリ。
単純明快でコメディテイストの物語と、ザ・エンターテインメントな華やかな舞台で文句なしに楽しめます。
去年の『雨に唄えば』に続き、ダンスミュージカルっていいなぁと思える一本でした。
レポはまだ……(ノД`)・゜・。ウゥッ!!
No.7 『王家に捧ぐ歌』
宝塚です。宙組のトップお披露目演目で再演モノですが、華やかで宝塚を観た!という充実感が得られる作品でした。『PLUTO』と同様、テーマに愛や平和という普遍的なメッセージが含まれていて、終戦記念日と日程が重なった事もあって考えさせれる演目でもありましたね。
今回でトップ就任となったまぁサン(朝夏)と前回から引き続きのみりおんサン(実咲)の熱いお芝居も素晴らしく、非常に感動できました。
新生宙組の船出としても、皆の団結ぶりが感じられて良かったです。
No.8 『貴婦人の訪問』
シアタークリエ上演演目。クリエのキャパで観るのは勿体ない程の大物ミュージカル俳優勢揃い。物語は好き嫌いの分かれる内容でしたが、『世にも奇妙な物語』風の悲喜劇(喜劇になったのは主演の人のせいだと思いますが)となっていて見応え十分。
ハーモニーが要されるナンバーが多く、キャスト陣の歌唱スキルが十分に楽しめました。
キャパの割に壮大な曲が揃っていたのも良かったですね。
こちらも『パッション』同様に後味は悪いですが、何度か観たいな思わせるミュージカルでした。
来年は既に再演も決まっているので、今から楽しみです(観られればの話だけども…)。
No.9 『PIPPIN ピピン』
来日演目2本目。こちらは、来日を切に望んでいた作品だったので観られて非常に良かったです。リバイバルバージョンの公演で、エンターテインメントとしても満足ですが、哲学的で考えさせられる内容で面白い。
要所要所に入る曲芸などの見せ場シーンもレベルが高かった。
一番聴きたかった『Magic to Do』が生で聴けたのも本当に嬉しかった。
是非、また来日して欲しい。できればネルケ以外の日本版も……(オイ)。
No.10 『ルパン三世―王妃の首飾りを追え!―/ファンシー・ガイ!』
再び宝塚雪組演目。こちらは、雪組のトップお披露目公演ですね。私の中でルパン大ブームを巻き起こした演目で、こちらの舞台とは関係なく、未だにDVDを集め続けています(笑)。
それだけでなく、ルパンの三次元化としてもなかなかの出来で、コスプレものでの宝塚のヴィジュアルの強さを痛感させられる一本でした。
ルパンファミリーも再現度が高く、ちぎちゃん(早霧)の堂に入ったルパンぶりにも感心。
個人的にMVPは次元を演じたさきちゃん(彩風)です。キャラも動きも次元そのものでした。素晴らしい。
ショーはイマイチでしたが、博多座版は良かったので少しばかり複雑(笑)。
ミュージカルの上位レポが全滅で申し訳ない感じになっておりますが、こんな感じです(汗)。
気分で色々入れ替わりますが今はこんな感じで。
気分で色々入れ替わりますが今はこんな感じで。
では、年越しますがお次は俳優賞を発表しますです。よろしければ次回もお付き合いを