松竹座の『春のおどり』も最終日というのに、私がアップするのは去年のOSK公演です(駄目)。
“『カンタレラ2016~愛と裏切りの毒薬~』~2016年2月18日(木),19(金),21(日)公演キャスト【マチネ&ソワレ】” チェーザレ・ボルジア /桐生 麻耶 ジョヴァンニ・メディチ /愛瀬 光 ルクレツィア・ボルジア/舞美 りら ロドリゴ・ボルジア /香月 蓮 サヴォナローラ /真麻 里都 クラウディア、ヴァノッツァ/城月 れい ホアン・ボルジア /悠浦 あやと ローザ /千咲 えみ フェルナンドIII世 /楊 琳 ミゲル /りつき 杏都 ダンサー/麗羅 リコ、栞 さな
悪名高き法王の一族であるボルジア家の「チェーザレ」は、一族の誇りを守り、実妹のルクレツィアを寵愛していたが、フィレンツェの修道士祭であり人の心の闇を引き出そうとする悪魔の化身「サヴォナローラ」は、チェーザレの周囲の人々を唆して裏切りを誘っていた。
絡みつく策略や愛憎の渦中、ルクレツィアを想うチェーザレの友人「ジョバンニ」を巻き込み、ボルジア家に伝わる毒薬「カンタレラ」が、定められた運命さえも狂わせていく。果たして、禁じられた兄弟愛は狂い続けるのか
あらすじは公式からお借り致しました。
やって来たのは、久々の銀座博品館劇場。
エレベーターが狭いので上に行くまで混雑して大変だわ……。
エレベーターが狭いので上に行くまで混雑して大変だわ……。
昭和感ありますな。
ロビーのパネル。
ブレてた……(駄目)。
5回観劇しました。愛ですな。多分OSKの同一演目では最多数の観劇だと思います。
席はR列8番、C列17番、I列11番、K列16番、B列2番。上手側の席少なめです。
席はR列8番、C列17番、I列11番、K列16番、B列2番。上手側の席少なめです。
で、演目自体は
物凄くまぁまぁでした(オイ)
そして、物凄く眠気を誘う……
早速レポへ~
かなり辛口の部分もありますので、予めご了承下さいませ……。
かなり辛口の部分もありますので、予めご了承下さいませ……。
随分前に終わった公演ですが、一応ネタバレあります(今更)。
★全体の感想★
セットは大掛かりなものはなかったですかね。舞台がルネッサンス期という事で、それっぽいセットが出てきますが、全体的に絵が描かれている板を使っていました。狭い劇場ですが、衣装は結構ちゃんとしていて、厚みもあるし、刺繍も細かくて良かったです。
ただ、主役のチェーザレは衣装が舞踏会用と普段とで衣装が違うのですが、ヒロインのルクレツィアは舞踏会と普段の衣装が一緒だったので若干ツッコミどころでした。
彼女の身なりを褒めるシーンがあるもので、衣装は普段と違わなきゃおかしいですからね。
ただ、主役のチェーザレは衣装が舞踏会用と普段とで衣装が違うのですが、ヒロインのルクレツィアは舞踏会と普段の衣装が一緒だったので若干ツッコミどころでした。
彼女の身なりを褒めるシーンがあるもので、衣装は普段と違わなきゃおかしいですからね。
物語は実在したイタリアの貴族、ボルジア家の兄妹を主役に据え、2人の禁断の愛や陰謀、ボルジア家に伝わる毒薬・カンタレラを絡めつつ進んでいきます。
ボルジア家といえば、海外ドラマにもなってますよね~。
元々、ニコニコ動画で人気があったボーカロイドの曲から着想を得た脚本で、実際2011年、12年とニコニコミュージカルとして公演を行っています。
今回の脚本もその時同じ、大石薫夏サンが担当しています。
初演と再演では話が結構違うようで、今回は12年の再演版の方を元にしているみたいですね。
実際に元のものは観ていないのでどれだけ違うかは分かりませんが、観た方の感想を覗いてみるに話の流れはほぼ一緒だと思います。
ボルジア家といえば、海外ドラマにもなってますよね~。
元々、ニコニコ動画で人気があったボーカロイドの曲から着想を得た脚本で、実際2011年、12年とニコニコミュージカルとして公演を行っています。
今回の脚本もその時同じ、大石薫夏サンが担当しています。
初演と再演では話が結構違うようで、今回は12年の再演版の方を元にしているみたいですね。
実際に元のものは観ていないのでどれだけ違うかは分かりませんが、観た方の感想を覗いてみるに話の流れはほぼ一緒だと思います。
以下、かなり辛口な感想になってしまいますが……。
この脚本が相当ツッコミどころ満載(すみません)。
この大石サンという方の経歴は調べてもあまり情報が出てこないので分かりませんが、そもそも舞台の脚本をどれだけ書いた事あるの?と疑いたくなるような内容なんですよ。
もしかしたら、文章として読めば伝わるのかもしれませんが、実際三次元で生身の役者が演じた時に、どれだけの情報を客席が受け取れるかとか、どこが山場になるかとか、そういう部分の計算が一切できていないように思えます。
更にミュージカルの脚本となると、歌が入るタイミングも考慮に入れなくてはいけないので、また難しいと思いますが……。
いや、2時間半も時間使っといてこんな消化不良で、どのキャラの事も掘り下げられてなくて、ツッコミどころばかり量産する脚本って一体何なんだろうなと。
これだから、2.5次元の脚本はイケメン俳優頼みで面白くないんだよ……とか、文句言われても仕方ないんじゃないかなと。
まぁ、こういう心無い偏見を言う人間は正に私なんですが(最低かよ)、そんな心無い偏見を持つ私にツッコミどころ与えまくりなこの脚本はかなり問題なんじゃないかなと思うんですよね(偏見を持つ奴に何を見せても無駄というツッコミは胸におしまい下さい)。
とにかく淡々としていて退屈で眠い。そこを何とか歌唱シーンと、役者陣の演技で支えているという……。
今回、大掛かりなセットや演出がないので誤魔化しが効かなかったと思いますが、そんな中でもOSKの人達は本当によく頑張ったというか……。
この脚本が相当ツッコミどころ満載(すみません)。
この大石サンという方の経歴は調べてもあまり情報が出てこないので分かりませんが、そもそも舞台の脚本をどれだけ書いた事あるの?と疑いたくなるような内容なんですよ。
もしかしたら、文章として読めば伝わるのかもしれませんが、実際三次元で生身の役者が演じた時に、どれだけの情報を客席が受け取れるかとか、どこが山場になるかとか、そういう部分の計算が一切できていないように思えます。
更にミュージカルの脚本となると、歌が入るタイミングも考慮に入れなくてはいけないので、また難しいと思いますが……。
いや、2時間半も時間使っといてこんな消化不良で、どのキャラの事も掘り下げられてなくて、ツッコミどころばかり量産する脚本って一体何なんだろうなと。
これだから、2.5次元の脚本はイケメン俳優頼みで面白くないんだよ……とか、文句言われても仕方ないんじゃないかなと。
まぁ、こういう心無い偏見を言う人間は正に私なんですが(最低かよ)、そんな心無い偏見を持つ私にツッコミどころ与えまくりなこの脚本はかなり問題なんじゃないかなと思うんですよね(偏見を持つ奴に何を見せても無駄というツッコミは胸におしまい下さい)。
とにかく淡々としていて退屈で眠い。そこを何とか歌唱シーンと、役者陣の演技で支えているという……。
今回、大掛かりなセットや演出がないので誤魔化しが効かなかったと思いますが、そんな中でもOSKの人達は本当によく頑張ったというか……。
惚れ直しました(キラッ)。
そもそも、これって何の話なんですかね……。近親相姦の話にするには半端だし、陰謀の話にするにしても薄っぺらだし……。
そして、オチのつけ方が酷い。
ルクレツィアが突き出すカンタレラの入ったワインを飲み、死んだと思ったチェーザレだったんですが、実は小瓶の中身はロドリゴの命令を受けたローザが眠り薬に替えていて、チェーザレは眠っていただけ……
そして、オチのつけ方が酷い。
ルクレツィアが突き出すカンタレラの入ったワインを飲み、死んだと思ったチェーザレだったんですが、実は小瓶の中身はロドリゴの命令を受けたローザが眠り薬に替えていて、チェーザレは眠っていただけ……
往年の野島伸司かよ!
こう、完全に死んだと思ったらマンホールの下にいて生きてました!(※聖者の●進)みたいなやつ!
確かに実在の人物だし、勝手な理由で殺す事はできないとは思うけど、もうちょっと上手いオチなかったかいなと。
いや、一応伏線はあるんですけどね。
ロドリゴが自分にカンタレラを使われるのを懸念して入れ替えたとして、水とか何の害も効果もないものにすりゃいいのに、眠り薬って……。
確かに実在の人物だし、勝手な理由で殺す事はできないとは思うけど、もうちょっと上手いオチなかったかいなと。
いや、一応伏線はあるんですけどね。
ロドリゴが自分にカンタレラを使われるのを懸念して入れ替えたとして、水とか何の害も効果もないものにすりゃいいのに、眠り薬って……。
寝てる間に殺されたら元も子もなかろうよ
ロドリゴ、そんな詰めの甘さでよく今まで死ななかったな……と余計な事を考えてしまいました。
しかも、チェーザレを信じられなかった自分に絶望したルクレツィアが巡礼の旅に出発というのも、何か良く分からない……。
巡礼の旅に行けばどうにかなるんかいな。
とにかく、そこを初めとして物語のツッコミどころが満載で疲れました(すみません)。
しかも、チェーザレを信じられなかった自分に絶望したルクレツィアが巡礼の旅に出発というのも、何か良く分からない……。
巡礼の旅に行けばどうにかなるんかいな。
とにかく、そこを初めとして物語のツッコミどころが満載で疲れました(すみません)。
使用されている主なナンバーはボーカロイド曲中心。
チェーザレ、クラウディア、ルクレツィアが1幕で歌う『サンドリヨン』。これは2幕でも別歌詞でリプライズがあります。
世代にはちょっと懐かしい小室サウンド的な曲調です。
歌詞は大体元のものと一緒だったと思いますが、ちょっと違う部分もあったようななかったような……(曖昧ですみません)。
あとは、ホアン、サヴォナローラ、フェルナンドが歌う『パラジクロロベンゼン』。
こちらは元歌詞を生かしていましたが、掛け合いになるのでちょこちょこ違う言い回しに変わったりしていました。
この曲はフィナーレのダンスシーンでも歌われますが、歌詞は元歌詞をまるまる使用。
これはボカロ曲の中でも群を抜いて違和感が拭いきれない感じでした(笑)。
そして、タイトルナンバーである『カンタレラ』。
今回の演目で一発目に歌唱シーンがあるサヴォナローラが歌う曲は、多分これの改変版だと思います。
あと、1幕最後のチェーザレのソロもこの曲のスローテンポVer.
元曲と同じアレンジと歌詞で歌われるのは、物語終盤のチェーザレとルクレツィアのデュエダンシーン。
元曲は主にボーカロイドのKAITOが歌っていて、そこにひっそり?初音ミクがハモってたりするんですが、今回は完全にデュエット曲になっていて、歌詞が男役娘役に割り振られていました。
チェーザレ、クラウディア、ルクレツィアが1幕で歌う『サンドリヨン』。これは2幕でも別歌詞でリプライズがあります。
世代にはちょっと懐かしい小室サウンド的な曲調です。
歌詞は大体元のものと一緒だったと思いますが、ちょっと違う部分もあったようななかったような……(曖昧ですみません)。
あとは、ホアン、サヴォナローラ、フェルナンドが歌う『パラジクロロベンゼン』。
こちらは元歌詞を生かしていましたが、掛け合いになるのでちょこちょこ違う言い回しに変わったりしていました。
この曲はフィナーレのダンスシーンでも歌われますが、歌詞は元歌詞をまるまる使用。
これはボカロ曲の中でも群を抜いて違和感が拭いきれない感じでした(笑)。
そして、タイトルナンバーである『カンタレラ』。
今回の演目で一発目に歌唱シーンがあるサヴォナローラが歌う曲は、多分これの改変版だと思います。
あと、1幕最後のチェーザレのソロもこの曲のスローテンポVer.
元曲と同じアレンジと歌詞で歌われるのは、物語終盤のチェーザレとルクレツィアのデュエダンシーン。
元曲は主にボーカロイドのKAITOが歌っていて、そこにひっそり?初音ミクがハモってたりするんですが、今回は完全にデュエット曲になっていて、歌詞が男役娘役に割り振られていました。
ボカロ曲にはかなり抵抗があった私ですが、いざ聞いてみると人気曲だけあって非常にキャッチーで耳に残ります。
実際、ボーカロイドが歌っているVer.も聞きましたが、やっぱり生身の人間が歌う方が魂が宿る感じで良いですね。
いや、曲調的に浮いてるかもなというのはどうしても否めなかったですが……(すみません)。
とりあえず単調な物語の中で救いになっていた事は確かです。
実際、ボーカロイドが歌っているVer.も聞きましたが、やっぱり生身の人間が歌う方が魂が宿る感じで良いですね。
いや、曲調的に浮いてるかもなというのはどうしても否めなかったですが……(すみません)。
とりあえず単調な物語の中で救いになっていた事は確かです。
今回の演出と振り付けは、上島雪夫サン。ニコミュ版の同演目でも出演と振り付けをしていますね。
上島サンといえば、2.5次元方面ではテニミュの振り付け、ミュージカル方面では宝塚や東宝の振り付けでも有名な方ですが、彼の振り付けって結構容赦がないですよね(笑)。
『ダンス・オブ・ヴァンパイア』も彼の振り付けですが、ダンスシーンの難易度と運動量は目を見張るものがありますよね。
ダンスのOSKにはどんな振り付けをしてくれるのか期待をしていたんですが、そこは期待通りなところもあったし、反面もっとやれ!という気持ちもあったし、半々ぐらいでした(笑)。
特に鬼だなと思ったのは、前述の『カンタレラ』のデュエダン。
この曲自体テンポが速いんですが、そのテンポ通りの振り付けをしていたので、ちょっと驚きました。
舞踏会のダンスをイメージしたシーンですが、こんな難易度の高い舞踏会あるかよ!とツッコミたくなります。
エレガントでありながらも、ストロングスタイルな高速舞踏会で、これを歌いながらできるのはさすがOSKだなと感心。
上島サンといえば、2.5次元方面ではテニミュの振り付け、ミュージカル方面では宝塚や東宝の振り付けでも有名な方ですが、彼の振り付けって結構容赦がないですよね(笑)。
『ダンス・オブ・ヴァンパイア』も彼の振り付けですが、ダンスシーンの難易度と運動量は目を見張るものがありますよね。
ダンスのOSKにはどんな振り付けをしてくれるのか期待をしていたんですが、そこは期待通りなところもあったし、反面もっとやれ!という気持ちもあったし、半々ぐらいでした(笑)。
特に鬼だなと思ったのは、前述の『カンタレラ』のデュエダン。
この曲自体テンポが速いんですが、そのテンポ通りの振り付けをしていたので、ちょっと驚きました。
舞踏会のダンスをイメージしたシーンですが、こんな難易度の高い舞踏会あるかよ!とツッコミたくなります。
エレガントでありながらも、ストロングスタイルな高速舞踏会で、これを歌いながらできるのはさすがOSKだなと感心。
あとは、ラストの全員集合の『パラジクロロベンゼン』シーン。
この歌もまたテンポが速いのですが、皆が歌いながら踊りながら、走ったり出たり入ったりを繰り返していて、これも容赦ない運動量でした。
そもそも、ダンスで使うような曲じゃないんですよねこの曲……。どこで息継ぎしていいか分からないし(そこ?)。
この歌もまたテンポが速いのですが、皆が歌いながら踊りながら、走ったり出たり入ったりを繰り返していて、これも容赦ない運動量でした。
そもそも、ダンスで使うような曲じゃないんですよねこの曲……。どこで息継ぎしていいか分からないし(そこ?)。
振り付けで面白かったのは“走り出した”とか、“コーヒー飲み干し”とか、“秒針”とか“滑り込ませて”の歌詞に応じた形態模写的な振り付けが分かり易く入っていたところですかね。
秒針は『カンタレラ』の歌詞ですが、ルクレツィアが3時を差す時計のポーズをしていたのが印象的でした。
何かちょっとダサいなと思いつつも(すみません)、OSKのダンススキルで大分カッコ良く見えていた気がします(エコヒイキ?)。
秒針は『カンタレラ』の歌詞ですが、ルクレツィアが3時を差す時計のポーズをしていたのが印象的でした。
何かちょっとダサいなと思いつつも(すみません)、OSKのダンススキルで大分カッコ良く見えていた気がします(エコヒイキ?)。
パラジクロロベンゼンと言えば、劇中でホアンがチェーザレ暗殺の為に用意した薬物。
某Tサマとご一緒した観劇日では
某Tサマとご一緒した観劇日では
「パラジクロロベンゼンでは人は殺せない」「そもそも臭いがキツすぎて忍ばせられない」
と、面白いツッコミをたくさんしてくれて笑いました(笑)。
まぁ、曲ありきのミュージカルなので、矛盾は仕方ないんですけどね。
まぁ、曲ありきのミュージカルなので、矛盾は仕方ないんですけどね。
キャストに関しては、宛書ではないにも関わらずしっかりハマっておりました。
出番が物足りなかった~とか、歌がもうちょっと~という部分はなきにしもあらずでしたが(汗)。
ただ、歌唱に関しては全体的に以前よりかはよくなっているのではないかな?と思います。
もともと、OSKはトップ周辺の人達以外は全体的に歌はそこそこ……とはいえ、そこまでズッコケな人はいないぐらいのレベルだったので、それを考えるとある程度上手いレベルまでには上がってきたような気がせんでもないという感じです(どんな立場だよ)。
人数には関しては世界観を考えるとやっぱりちょっと少なかったですかね。
ただ、内容があまりにも退屈なので、大きなキャパでやるのもどうなのかなとは思いますが(コラ)もしかしたら大人数で群舞でもあれば誤魔化せたところはいくらかあったかもしれません。
いやむしろ、12人でやりきったのは凄いと思いますが。
出番が物足りなかった~とか、歌がもうちょっと~という部分はなきにしもあらずでしたが(汗)。
ただ、歌唱に関しては全体的に以前よりかはよくなっているのではないかな?と思います。
もともと、OSKはトップ周辺の人達以外は全体的に歌はそこそこ……とはいえ、そこまでズッコケな人はいないぐらいのレベルだったので、それを考えるとある程度上手いレベルまでには上がってきたような気がせんでもないという感じです(どんな立場だよ)。
人数には関しては世界観を考えるとやっぱりちょっと少なかったですかね。
ただ、内容があまりにも退屈なので、大きなキャパでやるのもどうなのかなとは思いますが(コラ)もしかしたら大人数で群舞でもあれば誤魔化せたところはいくらかあったかもしれません。
いやむしろ、12人でやりきったのは凄いと思いますが。
ツッコミどこは多々あれど、OSKの2幕ものの芝居は初めてだったので、かなり新鮮でした。
お芝居のレベルに関してはマズい人は1人もいなかったので、頻繁にミュージカルでも東上して欲しいなと思います。
そうは言っても結局、ショーが観たい!って結果に落ち着くような気がしますけども(笑)。
お芝居のレベルに関してはマズい人は1人もいなかったので、頻繁にミュージカルでも東上して欲しいなと思います。
そうは言っても結局、ショーが観たい!って結果に落ち着くような気がしますけども(笑)。
では、お次はキャストさん感想へ↓
お兄ちゃんじゃなかった!お父ちゃんだった!(オイ)
でも、ヴィジュアルは本当に100点満点だし(最初の黄金衣装を着こなせるのはさすが)、キャラ自体は合っていたと思います。
頭が良くて、例え悪魔であっても彼を陥れる事はできないだろうなぁという最強感(笑)。
もともと、チェーザレってそういうキャラが好ましいらしいので(と某Tサマ情報)、年長組の桐生サンには合っていますよね。
とてもじゃないけど、里都くんや楊くんでは桐生サンには敵いそうもないので( ̄∀ ̄)
でも、ヴィジュアルは本当に100点満点だし(最初の黄金衣装を着こなせるのはさすが)、キャラ自体は合っていたと思います。
頭が良くて、例え悪魔であっても彼を陥れる事はできないだろうなぁという最強感(笑)。
もともと、チェーザレってそういうキャラが好ましいらしいので(と某Tサマ情報)、年長組の桐生サンには合っていますよね。
とてもじゃないけど、里都くんや楊くんでは桐生サンには敵いそうもないので( ̄∀ ̄)
ただ、近親相姦の要素がある物語だと思うと、もうちょっと危うい部分があってもいいのかなぁと。
ルクレツィアの事は好きなんだろうけど、どうしても恋愛のようには見えないんですよね。潔癖で包容力ありすぎて(笑)。
だからといって、並びが犯罪に見える程ではないんですけど、やっぱり余裕の持ち方が違いますもんね。
恋愛部分を強く打ち出すなら、若手御三家ぐらい学年が近くないとそもそも無理だったのかもしれません。
あとは、チェーザレの冷酷な部分も、ご本人のお人柄の良さが出てしまうのがちょい残念。
そこが良さではあるのですけど(^^ゞ
ルクレツィアの事は好きなんだろうけど、どうしても恋愛のようには見えないんですよね。潔癖で包容力ありすぎて(笑)。
だからといって、並びが犯罪に見える程ではないんですけど、やっぱり余裕の持ち方が違いますもんね。
恋愛部分を強く打ち出すなら、若手御三家ぐらい学年が近くないとそもそも無理だったのかもしれません。
あとは、チェーザレの冷酷な部分も、ご本人のお人柄の良さが出てしまうのがちょい残念。
そこが良さではあるのですけど(^^ゞ
でも、そうは言っても公演を引っ張っていたのは当然ながら桐生サン。
印象的だったのは、ホアンに裏切られたと分かった時のお芝居。
「お前たちを守ってきたというのに」だったかな?この台詞が、日によって悔しそうに聴こえたり、悲しそうに聴こえたり、この変動ぶりに感心。
B列に座った時は、表情の移り変わりが分かって良かったです。
ルクレツィアのドレスを優しく褒めたと思いきや、表情を強張らせ想いを悟られないように突き放し……ドラマチック(´∀`人)
印象的だったのは、ホアンに裏切られたと分かった時のお芝居。
「お前たちを守ってきたというのに」だったかな?この台詞が、日によって悔しそうに聴こえたり、悲しそうに聴こえたり、この変動ぶりに感心。
B列に座った時は、表情の移り変わりが分かって良かったです。
ルクレツィアのドレスを優しく褒めたと思いきや、表情を強張らせ想いを悟られないように突き放し……ドラマチック(´∀`人)
あとは、歌唱とダンス!
他のキャスト陣も歌えていたけど、歌詞の聞き漏らしが一切なかったのは桐生サンだけです。
そもそも難曲が多い上、ましてや踊りながら歌詞を伝えるのは、かなり難しいと思うのですが、はっきり聞こえるんですよね( ゚Д゚)スゴイ
まぁ、エピローグのパラジクロロベンゼンみたいに歌詞が聞こえたところで……という曲もありましたが(一言余計)。
そのパラジクロロベンゼンの
他のキャスト陣も歌えていたけど、歌詞の聞き漏らしが一切なかったのは桐生サンだけです。
そもそも難曲が多い上、ましてや踊りながら歌詞を伝えるのは、かなり難しいと思うのですが、はっきり聞こえるんですよね( ゚Д゚)スゴイ
まぁ、エピローグのパラジクロロベンゼンみたいに歌詞が聞こえたところで……という曲もありましたが(一言余計)。
そのパラジクロロベンゼンの
"♪この歌の意味は、ベンゼン!"
の歌詞は桐生サン担当部分ですが、歌詞の意味が全く分からないのに、妙な説得力で
もはや哲学にすら思えました(謎)
特に圧倒的だったのは、全体感想にも書いた『カンタレラ』を歌いながらの高速舞踏会シーン。
相当な速さと運動量ですが、息切れもなく音程も正確で歌詞も聞き漏らしがないって、凄まじすぎだろ……と改めて桐生サン及び、OSKのスキルに平伏した次第です、ハイ(誰?)。
相当な速さと運動量ですが、息切れもなく音程も正確で歌詞も聞き漏らしがないって、凄まじすぎだろ……と改めて桐生サン及び、OSKのスキルに平伏した次第です、ハイ(誰?)。
チェーザレのラストシーン……というか、物語自体にツッコミどころは満載でしたが、戯曲の良さを押し上げたのは、やっぱり桐生サンだなと思います。
包容力ありすぎなのは気になりましたが(オイ)逆に言うと、それが舞台を支えていたとも思うので結果的には良かった気がします(笑)。
ダンスと歌に関しては文句のつけようナシです。
包容力ありすぎなのは気になりましたが(オイ)逆に言うと、それが舞台を支えていたとも思うので結果的には良かった気がします(笑)。
ダンスと歌に関しては文句のつけようナシです。
ルクレツィア・ボルジア●舞美りらちゃん
登場した瞬間からテンションの上がる美しさと可愛らしさ!いやー、本当にお人形サンみたい。ヒロイン力あるわ~~。
ダンスは言わずもがな◎。
OSKの娘役の方々は、ショーでも男前でカッコイイんですけど、今回は女性らしい振付もあるのでなかなか新鮮でした。
そもそも、娘役として言葉を発しているのもあまり見てなかったので新鮮なのは当然なんですけどね(^^ゞ
ダンスは言わずもがな◎。
『サンドリヨン』のリプライズでサヴォナローラと踊るシーンもありますが、やっぱり前述の通り『カンタレラ』の高速舞踏会が圧倒的でしたね。
乙女らしい可憐さもありつつの高速振付。
個人的には、曲の2番の冒頭でチェーザレのソロの間、上手でくるくる踊っているところが好き(説明下手で申し訳ない)。
指先まで美しくて本当に素敵なんですよ。
デュエダン部分も勿論ですが、ソロパートの美しい身のこなしも注目でした。
『サンドリヨン』のリプライズでサヴォナローラと踊るシーンもありますが、やっぱり前述の通り『カンタレラ』の高速舞踏会が圧倒的でしたね。
乙女らしい可憐さもありつつの高速振付。
個人的には、曲の2番の冒頭でチェーザレのソロの間、上手でくるくる踊っているところが好き(説明下手で申し訳ない)。
指先まで美しくて本当に素敵なんですよ。
デュエダン部分も勿論ですが、ソロパートの美しい身のこなしも注目でした。
反対に歌唱に関しては課題ありかなぁと思います(すみません)。
全体的に物凄く下手って事はないんですけど、高音が無理なく出ているところもあれば、苦しいなぁというところも結構ありました。
どうしても、ダンスしながらの歌唱が多いので、ただでさえ難曲のボカロ曲は苦戦気味でした。
特に、桐生サンが完璧だから余計に気になっちゃうんですよね。
『カンタレラ』なんかはデュエット曲でハモリもあるのですが、ちょっと気持ち良くない感じでしたかね(更にすみません)。
これは、正直桐生サンが完璧すぎるので、比べるのも酷な気がしますがく(´□`;)
でも、元曲ではKAITO自身が言っていた歌詞、「♪つかまえて」が、ルクレツィアに振られているのはツボでした。
全体的に物凄く下手って事はないんですけど、高音が無理なく出ているところもあれば、苦しいなぁというところも結構ありました。
どうしても、ダンスしながらの歌唱が多いので、ただでさえ難曲のボカロ曲は苦戦気味でした。
特に、桐生サンが完璧だから余計に気になっちゃうんですよね。
『カンタレラ』なんかはデュエット曲でハモリもあるのですが、ちょっと気持ち良くない感じでしたかね(更にすみません)。
これは、正直桐生サンが完璧すぎるので、比べるのも酷な気がしますがく(´□`;)
でも、元曲ではKAITO自身が言っていた歌詞、「♪つかまえて」が、ルクレツィアに振られているのはツボでした。
『サンドリヨン』は、冒頭の高音が大変そうでした。これはりらちゃんにやらせるよりも、高音が出る人に歌ってもらったテープを流すとかにした方が良かったんじゃないかなぁ。
フェイクみたいなものなので、わざわざ生で歌わなくてもいいような気がするし、歌うなられいちゃんが歌った方が良かったのでは。
あと、同曲のリプライズは前述の通りサヴォナローラとのデュエット(+チェーザレ&ホアン)。
これは、里都くんも音域が合ってない部分があったので、途中に入る桐生サンやあやとくんに助けられた感じでした。
フェイクみたいなものなので、わざわざ生で歌わなくてもいいような気がするし、歌うなられいちゃんが歌った方が良かったのでは。
あと、同曲のリプライズは前述の通りサヴォナローラとのデュエット(+チェーザレ&ホアン)。
これは、里都くんも音域が合ってない部分があったので、途中に入る桐生サンやあやとくんに助けられた感じでした。
歌唱に関する文句が多くなってしまいましたが、ダンスに関しては言う事がないので、どうしても感想がそこに偏ってしまって申し訳ないです(汗)。
ただ、ヒロインとしては十分な美しさと可憐さを備えておりました。
前述の通り、桐生サンは包容力がありすぎるので、近親相姦の危うさがあまり感じられませんでしたが、りらちゃんの方はそれがありました。
若いからというのもあるのかもしれませんな。
ただ、ヒロインとしては十分な美しさと可憐さを備えておりました。
前述の通り、桐生サンは包容力がありすぎるので、近親相姦の危うさがあまり感じられませんでしたが、りらちゃんの方はそれがありました。
若いからというのもあるのかもしれませんな。
ルクレツィアのラストは、チェーザレ以上にツッコミどころ満載。
お兄サン殺しかけた贖罪としての巡礼って、効果は如何ほどなんでしょうね……(黙って)。
お兄サン殺しかけた贖罪としての巡礼って、効果は如何ほどなんでしょうね……(黙って)。
りらちゃんは以前からお顔が非常に好みでしたが、今回ヒロイン力の高さもしっかり確認できたので満足でした。
歌唱に関しては、後のロミジュリでしっかりパワーアップしていたよという事は、ここでお伝えしておきます。
いつレポ書けるかわからないのでね!(駄目)。
歌唱に関しては、後のロミジュリでしっかりパワーアップしていたよという事は、ここでお伝えしておきます。
いつレポ書けるかわからないのでね!(駄目)。
サヴォナローラ●真麻里都くん
司祭であり、悪魔でもあるサヴォさん(呼び方)。司祭時はそのまま、悪魔状態の時は仮面をつけてと一応見た目を変えて出てきます。
冒頭とラストでは、悪魔状態でモノローグ?的なものが入ります。
前述の通り、歌唱の一発目が彼の歌唱で、クラウディアとのデュエダンがあります。
ここの振付でちょっとビックリしたのは、手首を返してクラウディアの首を支えながらゆっくり倒す(本当に説明下手で申し訳ない)ところ。
後に他演目でも見かけた振付ですが、手が折れないのが不思議なぐらい無理な体勢で、それをすんなりやってるように見せてるのは本当にスゴイ。
最初からビックリでした。
ここの振付でちょっとビックリしたのは、手首を返してクラウディアの首を支えながらゆっくり倒す(本当に説明下手で申し訳ない)ところ。
後に他演目でも見かけた振付ですが、手が折れないのが不思議なぐらい無理な体勢で、それをすんなりやってるように見せてるのは本当にスゴイ。
最初からビックリでした。
歌唱に関しても、不安がなかったですが、サンドリヨンのリプライズと、パラジクロロベンゼンの改変版は低音がカバーしきれていないのが少し気になりましたかね(すみません)。
低音歌唱自体はカッコイイんですけど(^^ゞ
音域が合っているところについてはちゃんと歌えていました。
低音歌唱自体はカッコイイんですけど(^^ゞ
音域が合っているところについてはちゃんと歌えていました。
役自体は、黒真麻(笑)ぶりが堪能できて満足なんですが(メイクも黒い!)、悪魔だと思うと小物感が拭いきれないというか、人間的すぎるかなぁとは思いました(すみません)。
これも全て桐生サンが最強すぎるから、相対的に見てどうしても……ってところなので仕方ないですかね(^^ゞ
これも全て桐生サンが最強すぎるから、相対的に見てどうしても……ってところなので仕方ないですかね(^^ゞ
ダンスの見せ場としては、一応パラジクロロベンゼンの改変版のところでホアンを唆しつつ、フェルナンドと踊りますが、動きが漫画的すぎてちょっと面白い感じでした(オイ)。
一番の見せ場は、件の高速舞踏会のところでアイキャッチ的に入るソロダンス。
短いシーンですが、それでも圧倒的なダンス力が分かります。
サヴォさんの振付も勿論高速。キレ味鋭いダンスは、いつまででも見ていられる素晴らしさでした(´∀`人)はぁ~
一番の見せ場は、件の高速舞踏会のところでアイキャッチ的に入るソロダンス。
短いシーンですが、それでも圧倒的なダンス力が分かります。
サヴォさんの振付も勿論高速。キレ味鋭いダンスは、いつまででも見ていられる素晴らしさでした(´∀`人)はぁ~
ラストは、悪魔サヴォさんが客席にカンタレラを振り撒き、それキッカケにラストのパラジクロロベンゼンのダンスシーンに繋がります。
このシーンは照明も美しく、幻想的なシーンになっていてお気に入りです。
このシーンは照明も美しく、幻想的なシーンになっていてお気に入りです。
ダンスでそこまで見せ場がなかったのは残念ですね。
でも、厚手の衣装であそこまで踊れるのはやっぱり凄いなぁ。
ダンスをすると、上着のサイドのプリーツ部分がキレイに広がるのが良かった。
でも、厚手の衣装であそこまで踊れるのはやっぱり凄いなぁ。
ダンスをすると、上着のサイドのプリーツ部分がキレイに広がるのが良かった。
ホアン・ボルジア●悠浦あやとくん
デキる兄に引け目を感じている弟くん。あやとくんがやるので、もうちょっと白い役かと思いきや、コンプレックスの塊で鬱々とした役柄をかなり好演。
キャスト陣の中でも特にハマってる1人でした。
あやとくんって、そこまで芝居心のあるタイプだとは思っていなかったんですが(すみません・汗)、純粋さがありながらも黒い部分をもっているホアンの心情を上手く表現しておりました。
各シーン、ホアンがどういう気持ちか手に取るように分かるんですよね。
あまり感情移入できない役が多い中、一番心を入れて観られた役でした。
でも、可哀想だなと思いつつ、チェーザレが怒りたくなるのも分かる情けなさがあるというか(笑)。
ここの兄弟の関係性は上手いこといってましたね。
各シーン、ホアンがどういう気持ちか手に取るように分かるんですよね。
あまり感情移入できない役が多い中、一番心を入れて観られた役でした。
でも、可哀想だなと思いつつ、チェーザレが怒りたくなるのも分かる情けなさがあるというか(笑)。
ここの兄弟の関係性は上手いこといってましたね。
そんな純粋で弱い彼ですが、サヴォさんが差し向けた女中のクラウディアのハニトラ(語弊)に引っかかります。
何となく不穏な雰囲気のあるクラウディアを少しも怪しまずにゾッコンLOVE(言い回し古い)で、見ているこちらも(ノ∀`)アチャー状態(笑)。
クラウディアはチェーザレに殺された上、サヴォさんやフェルナンドに唆され、兄を殺しかけて殺されたりと散々でした。
もう、ボルジア家に生まれたのが運の尽きとしか言えない(ノД`)・゜・。
何となく不穏な雰囲気のあるクラウディアを少しも怪しまずにゾッコンLOVE(言い回し古い)で、見ているこちらも(ノ∀`)アチャー状態(笑)。
クラウディアはチェーザレに殺された上、サヴォさんやフェルナンドに唆され、兄を殺しかけて殺されたりと散々でした。
もう、ボルジア家に生まれたのが運の尽きとしか言えない(ノД`)・゜・。
途中で故人になってしまったホアンですが、サンドリヨンのリプライズで登場します。
兄に認められて死んだからか憑き物が落ちたようになった彼は、かつての自分のようにサヴォさんに唆されそうになっている妹に訴えかけるように歌います。
ツッコミどころは多々あれ、少しも泣けるシーンがない本作ですが(散々)、ホアンのこのシーンだけは唯一ウルッとできます。
元々歌唱力のあるあやとくんですが、悲しげな表情と“♪その手を離せ連れて行くなよ 僕と同じ道”という歌詞がめちゃくちゃ切なかった。
兄に認められて死んだからか憑き物が落ちたようになった彼は、かつての自分のようにサヴォさんに唆されそうになっている妹に訴えかけるように歌います。
ツッコミどころは多々あれ、少しも泣けるシーンがない本作ですが(散々)、ホアンのこのシーンだけは唯一ウルッとできます。
元々歌唱力のあるあやとくんですが、悲しげな表情と“♪その手を離せ連れて行くなよ 僕と同じ道”という歌詞がめちゃくちゃ切なかった。
ラストのパラジクロロベンゼンでは踊りながらも安定の歌唱力で◎でした。
今回はお芝居の良さも堪能できたので満足。
今回はお芝居の良さも堪能できたので満足。
がっつり前髪が立った髪型で、モヒカンと言わんまでも鳥頭っぽくて迫力。
ちぎちゃん(早霧)がやったマーキューシオみたい( ̄∀ ̄)
役柄も色悪という感じで、最低だけどカッコイイ(笑)。
いつもはカワイイ楊くんが低音効かせて堂に入ったお芝居で◎でした。
ちぎちゃん(早霧)がやったマーキューシオみたい( ̄∀ ̄)
役柄も色悪という感じで、最低だけどカッコイイ(笑)。
いつもはカワイイ楊くんが低音効かせて堂に入ったお芝居で◎でした。
少しだけ気になったのは、語尾の癖ですかね。
今回に限らず、楊くんが台詞を喋る時にはちょっと気になってたんですよね。
やや独特で、歌謡曲調の語尾の処理の仕方(説明下手で本当に申し訳ない)。
特に、こういう芝居がかった役だとより気になりました。
今回に限らず、楊くんが台詞を喋る時にはちょっと気になってたんですよね。
やや独特で、歌謡曲調の語尾の処理の仕方(説明下手で本当に申し訳ない)。
特に、こういう芝居がかった役だとより気になりました。
ルクレツィアに求婚しますが、それもサヴォさん含めた悪巧みの内です。
悪巧み感満載な上、横柄な態度のフェルナンドにルクレツィアは嫌悪感を示します。
そんな彼女に「こういうのが好きなご婦人もいらっしゃるのでね」と言うフェルナンド。
悪巧み感満載な上、横柄な態度のフェルナンドにルクレツィアは嫌悪感を示します。
そんな彼女に「こういうのが好きなご婦人もいらっしゃるのでね」と言うフェルナンド。
そんなのが好きなご婦人の1人がここにおりますよ!(黙って)
というか、楊くん及び女性がやるから良いのですけどね。
男性がやると、ガタイ&腕力がある分どうしても表現が強めになりますから(^^ゞ
男性がやると、ガタイ&腕力がある分どうしても表現が強めになりますから(^^ゞ
近くの席に座った時には、白愛瀬と同じぐらい、黒楊もキラキラで目が潰れました。
いやー目力あるし、美しいですな(´∀`人)
いやー目力あるし、美しいですな(´∀`人)
劇中、歌唱やダンスでの見せ場はそこまでなかったですが、前述の通り、サヴォさんとのデュエットが見せ場でしたかね。
歌唱はちょっと音域的に苦しそうだったかも(すいません)。
歌唱はちょっと音域的に苦しそうだったかも(すいません)。
ジョヴァンニ・メディチ●愛瀬光くん
チェーザレの友人で、ルクレツィアに求婚する好青年。楊くんが黒だとしたら、愛瀬くんは白。
この2人のコントラストがまた良いのですよ。
愛瀬くんの正統派イケメンな容姿や、柔らかい雰囲気にもピッタリな役柄でした。
甘い喋り方もキャラが出ていて良いですね。
そして、これでもかという程の善人(笑)。
親友役である桐生サンとの並びもそんなに不自然感がなくて◎。
2人のデュエットもありますが、ハモリもバッチリでした。
2人のデュエットもありますが、ハモリもバッチリでした。
ラスト、チェーザレ殺人未遂の贖罪の為、巡礼の旅に出たルクレツィアを追いかけ、ジョヴァンニも旅立ちました。
フェルナンドは何処へ行ったのか(笑)。
フェルナンドは何処へ行ったのか(笑)。
ボルジア家の事を少し調べると、ジョヴァンニとルクレツィアの結婚はドロドロの末に終わりを迎えるのですよね。
ジョヴァンニもルクレツィアも純粋な描かれ方をしているだけに、真実を知ると何か残念ですな(汗)。
ジョヴァンニもルクレツィアも純粋な描かれ方をしているだけに、真実を知ると何か残念ですな(汗)。
ロドリゴ・ボルジア●香月蓮くん&クラウディア/ヴァノッツァ●城月れいサン
香月くん、全体感想にも書いた通り、やたら詰めの甘い(笑)兄妹のお父様。ローマ教皇アレクサンデル6世ですね。
役柄にはツッコミどころがありますが、香月くんの老け役はなかなか良かったです。
ラストのパラジクロロベンゼンでは、教皇衣装のまま軽やかなダンスを披露していて、スゴイなと思いつつちょっと笑いどころでした(オイ)。
れいちゃん、亡きロドリゴの妻ヴァノッツァとして亡霊のように登場しますが、メインはチェーザレの命を狙うクラウディア。チェーザレ以外で衣装が2種類あるのは彼女だけですね。
病的な美しさがクラウディアの雰囲気にハマっていて◎。世界観にも合っていますね。
冒頭のサヴォさんとのデュエダンも良いです。
チェーザレを暗殺しに行った際に『サンドリヨン』のデュエットがあります。
歌唱自体は難易度の高い曲をちゃんとこなしていたし良かったのですが、シーンとしてはフルコーラスの曲に合わせた動きになるので、イマイチ緊張感がないのが残念でした。はよ殺せよ!ってなってしまう(オイ)。
曲自体は緊張感のある曲調なんですけどね(^^ゞ
やっぱり、こういうシーンって立ち回りにした方がスピード感があって良いのでは。
これは、れいちゃんとは関係ないですけどもね。
病的な美しさがクラウディアの雰囲気にハマっていて◎。世界観にも合っていますね。
冒頭のサヴォさんとのデュエダンも良いです。
チェーザレを暗殺しに行った際に『サンドリヨン』のデュエットがあります。
歌唱自体は難易度の高い曲をちゃんとこなしていたし良かったのですが、シーンとしてはフルコーラスの曲に合わせた動きになるので、イマイチ緊張感がないのが残念でした。はよ殺せよ!ってなってしまう(オイ)。
曲自体は緊張感のある曲調なんですけどね(^^ゞ
やっぱり、こういうシーンって立ち回りにした方がスピード感があって良いのでは。
これは、れいちゃんとは関係ないですけどもね。
☆その他の方々☆
ローザ役の千咲えみちゃんは、ルクレツィアの侍女役。台詞が舌っ足らずでしたが、それがむしろ可愛かった。ミゲル役のりつき杏都くんは、チェーザレの従者。何気に暗躍しとります。
見た目はイケメンくんなんですが、身のこなしがまだちょっと頼りかったかな(すみません)。走り方がめっちゃ女子でした
(笑)。
楽日を観たので、楽日挨拶も観ましたが、れいちゃんが「悪い奴に操られ、純粋な人を誑かし、本命にはゴミを見るような目で見られ、よく分からない人に殺され…」
と自虐コメントをしていたのがウケました(笑)。
と自虐コメントをしていたのがウケました(笑)。
あと、香月くんが上島先生の振付の演目に憧れてOSKに入ったから、今回は嬉しかったと言っていて、でも「もっと可愛い格好でお会いしたかった」と言っていたのが乙女で可愛いなと思いました(笑)。
ラストはやっぱり、『桜咲く国』で閉め。
あの洋の格好に桜パラソルと歌謡曲調の歌、アンバランスで面白いですな、
あの洋の格好に桜パラソルと歌謡曲調の歌、アンバランスで面白いですな、
レポは以上で!
OSKの新しい試みとしては、2.5次元路線のミュージカルは良かったんじゃないかなと思います。
コスプレっぽい衣装も楽しみましたし( ̄∀ ̄)
でも、演目はもうちょっと手を加えて欲しかったです(汗)。
OSKの新しい試みとしては、2.5次元路線のミュージカルは良かったんじゃないかなと思います。
コスプレっぽい衣装も楽しみましたし( ̄∀ ̄)
でも、演目はもうちょっと手を加えて欲しかったです(汗)。
これ以降、ミュージカルでの東上も多くなったので、今後も期待しております!
では、今更レポでしたがお付き合い頂いた方はどうもでした!