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Channel: LOVEシアターでつかまえて!
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さよなら、セーラー戦士~『美少女戦士セーラームーン-Un Nouveau Voyage-』

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遥か昔のレポですが……。
ここ2~3年恒例のセラミュを観て来ました。

“『美少女戦士セーラームーン-Un Nouveau Voyage-』
~2015年9月20日(日)公演キャスト【マチネ】”

セーラームーン、月野うさぎ  /大久保 聡美
セーラーマーキュリー、水野亜美/小山 百代
セーラーマーズ、火野レイ   /七木 奏音
セーラージュピター、木野まこと/高橋 ユウ
セーラーヴィーナス、愛野美奈子/坂田 しおり
セーラーちびムーン、ちびうさ /久家 心

セーラーウラヌス、天王はるか  /汐月 しゅう
セーラーネプチューン、海王みちる/藤岡 沙也香
セーラープルート、冥王せつな  /石井 美絵子
セーラーサターン、土萠ほたる  /橋 果鈴

土萠教授  /香音 有希
カオリナイト/扇 けい

ミメット /井田 彩花
ユージアル/知念 紗耶
ビリユイ /長谷川 唯
テルル  /佐達 ももこ
シプリン /Maana

タキシード仮面、地場衛/大和 悠河

ダイモーンたち/中岡 あゆみ、堤 梨菜、林 希美、谷口 莉緒
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中学卒業を控え、高校の体験入学のため憧れの無限学園にやってきたうさぎ達。
しかし、生徒に扮したウィッチーズ5の攻撃を受ける。
戦いで傷ついたセーラー戦士の体を癒したのは、不思議な力を持つ少女、ほたるだった…。
さらに、圧倒的な戦闘力の2人のセーラー戦士がセーラームーン達の前に登場。
彼女たちの使命とは…「タリスマン」「破滅の神」とは何なのか…。
セーラー戦士の新たな戦いが始まる!
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あらすじは公式のものをお借り致しました。


【前回レポ】
1作目・La Reconquista⇒
2作目・Petite Etrangere⇒

やって来たのは、AiiA 2.5 Theater Tokyo
完全に2.5次元専門の劇場になったようで、劇場名が少し変わってますね。
名前だけでなく、できれば座席やトイレも改修して欲しいところですが……(オイ)。

席は21列14番。最後列センターでした。
座席料金も2種類に設定されたので、前回よりも少し安く観られました( ̄∀ ̄)

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今回もありました。タニシード仮面様オンリーページ( ̄∀ ̄)

イメージ 3

恒例?のポストカード、今回も頂きました~。
ポスターヴィジュアルですな。

イメージ 4

ブローチもコズミックハートに変わってますね。変わらずのキラキラで美しいです。

で、今回の舞台は

良かった!

期待を裏切らずといった感じです。
今回は、初演からのセーラー5戦士卒業という事で、少しばかりしんみりでした。

では、レポへ!
かなり忘却の彼方なので、レポは軽めになるかと思われます……。

★全体の感想★

後方は階段つきの2階建てになっていました。
全体的に尖ったセットが多かった印象。骨組みが三角形に組み合わさった無機質な感じというか。
物語の舞台になる無限学園のイメージから来てるんですかね。
ちょっと近未来的で最先端な金持ち学校( ̄∀ ̄)
新宿にあるコクーンタワーなんかを想像して頂けると判り易いかと。

あと、映像も上手く使われていましたね。
冒頭のはるかサンの映像とか、カッコ良かったけど大分恥ずかしかったです。

前2作から物語は順調に進み、アニメで言うと3番目のシリーズ『セーラームーンS』、原作で言うと“デス・バスターズ編”に当たる内容になっています。
セラミュレポの時は毎回主張している気もしますが、私はゴリゴリのセーラームーン世代です。
でも、丁度S辺りから、「セーラームーンなんて子供の見るものよ!」という、成長期の女子にありがちな思想から見なくなってしまったのですよね。
いや、セーラームーンの放映期間が長かったので純粋に飽きてたってのも理由なんですが……(すいません・汗)。
なので、申し訳程度にやっていた比較も全然できません(駄目)。

とりあえず、物語全体の印象としては、外部太陽系の戦士がドバッと出てくる割には、上手くまとまっていたなという印象でした。
敵キャラも含めて、それぞれかなりキャラが立っているので、上手く生かせなさそうな雰囲気もあったのですが、その辺りの消化不良はあまりなかったのが良かったです。

若干消化不良があるとすれば、前作まで主題歌的に使われていた『愛のStarshine』が劇中では歌われなかった事と、『揃い踏み!白月五人女』もフルバージョンじゃなかったところですかね。
『愛のStarshine』はカテコでは歌われましたが、やっぱり劇中で使われた方が「きたきた!」って感じで気分が上がるんですよね。

キャストは前回までの引き続きのメンバーと新加入メンバー。
初演から演じてきた5戦士(マーキュリーだけ初演キャストと違いますが)は今回が卒業という事で、全体的に卒業仕様の台詞や展開が目立ちました。
何だかんだで初演から観て来ているので、ちょっとウルッときます。
新加入組は主に外部太陽系の戦士と敵キャラですが、元ヅカ枠が拡大して過去最多の5人になりました。
どのキャストも概ね好印象で、上手くキャスティングしたなと思います。

キャスト陣の容姿やキャラを楽しみつつ、気軽に観られるというのがこの演目の良いところで、今回も満足でした。
既に秋頃に新作上演が決定しているという事で、また楽しみが増えました。
今回の5戦士がいなくなってしまうのは寂しいですが、期待して待ちたいと思います。

では、お次はキャストさん感想へ↓
かなり軽めに……

セーラームーン/月野うさぎ●大久保聡美ちゃん
前回は、セレニティ役を兼任していたので、うさぎの割にはしっかりしてるなぁと感じる事が多かったですが、今回はいつも通りの頼りなくて可愛らしいうさぎに戻っていてちょっと嬉しかったです。
キャラはそんな感じですが、技術に関しては1作目から大分進化していて、お芝居も歌唱もダンスも安定感が増したなぁと思いました。
こういう成長を観るのも、2.5次元の醍醐味だと思うので、一応1作目から観ている人間としては感慨深いものがありますね。

ツボだったのは、セーラームーンを狙う敵をカモフラージュする為に、美奈子ちゃんがセーラームーンの、ちびうさがヴィーナスの衣装を着けたイレギュラー版セーラー5戦士が現れるシーン。
うさぎが「美少女戦士だ~」みたいな台詞を棒読みで言うところがウケました。
そのままイレギュラー布陣で『白月五人娘』を歌うのですが、うさぎがヲタ芸で応援をしていて更に笑えました。
確かに、アニメのうさぎならやってもおかしくない気がしますけど(謎)、実際可愛らしい女子がやっているのを観ると衝撃的というか(笑)。
でも、欲を言うなら白月は1作目から歌っている曲なので、セーラー戦士5人にちゃんと歌ってほしかったなぁ。

1作目の時は、タニさんに対して聡美ちゃんって幼すぎやしないかいと思いましたが、今回はそういう違和感はあまり感じませんでした。
私が見慣れたという可能性や、タニさんがちょっとコミカルにやっている部分があるからという説も(どんな説?)ありますが、聡美ちゃんの成長がそう見せているのも大きいのかもしれません。
今回は、ちょいとばかし横恋慕?してきたはるかサンとの並びもほくほくでした( ̄∀ ̄)
しっかりしたのだなぁ(しみじみ)。

ラストの表情にはどこか大人びた部分も見え隠れしていて、劇中成長していくセーラームーンと同様、聡美ちゃんも座長として成長したのだなと感じました。

2.5次元ミューに抵抗のあった自分ですが(いや、今でも抵抗はありますが…)、聡美ちゃんのようにハマリ役の方がキャスティングされると観る楽しみが増えますよね( ̄∀ ̄)
元ジェンヌ枠があるのが観劇する一番のきっかけにはなりましたが、聡美ちゃんの魅力もあってこその新生セラミュ成功だと思っているので、いなくなってしまうのは本当に残念です。
また、違う場所で彼女の活躍が観られる事を期待しております(涙)。


セーラーマーキュリー/水野亜美●小山百代ちゃん&セーラーマーズ/火野レイ●七木奏音ちゃん
百代ちゃん、マーキュリーは一番真面目な役柄だと思いますが、どこか真面目すぎてコミカルな部分があるというか、愛嬌を感じさせるのは百代ちゃんのキャラのお陰もあるのかな?と思います。
5戦士の中では、歌唱もお芝居も安定感がトップクラスですね。
天然素材でハマっている聡美ちゃんやユウちゃんとはまた違って、お芝居で亜美ちゃんに近づけているように見えるので、芝居慣れしているのが感じられますね。
クスッとできたのは、戦いが迫る最中、皆で中華の出前をとっているシーン。
ここは、劇中でも女子高生の集まりらしい、緊張感がなくて非常に良いシーンなんですが(笑)、「亜美ちゃん炒飯好きだよね」に対する返答

「炒飯好き~」

の幸せそうな表情が何とも言えず面白かったです。
これはまこちゃんの肉まん好きの流れを汲んだから面白いというのもあるのですが、普段真面目な亜美ちゃんが言ったという意外性が良いんですよね。

百代ちゃんは5戦士の中で唯一途中参加ですが、初っ端から古参かというぐらいの安定感だったんですよね。
お芝居も達者なのじゃないかと思うので、また違う舞台でも観てみたい女優サンです。


奏音ちゃん、これまでの公演のパターンとしては、セーラームーン+残り4戦士の中の誰かがスポットを浴びているという印象だったのですが、今回はマーズだったと思います。
因みに1作目はマーキュリー、2作目はヴィーナスです( ̄∀ ̄)
前公演のレポでも書きましたが、彼女のレイちゃんは原作のクールビューティーではなくて、アニメ版のうさぎにメンタリティが近めのキャラ造形。
皆が敵の策略で幻覚を見せられている時、一番うさぎに対して強い呼びかけをするのが彼女なんですよね。
普段、うさぎに近いからこそ余計にドラマチックに感じられてなかなかグッときました。
これがまた達者だとクサくなりすぎる部分だと思うので、奏音ちゃんぐらい初々しい部分がある方が素直に観られます(とても褒めてます)。
今回の内容とは関係ないですが、ネルケ繋がりで『ライチ☆光クラブ』の再演でカノン役で出ていたみたいですね。
リベンジしたいなと思いつつ、結局観ずじまいだったのですが、完全に名前繋がりだよな……とか思ってしまいました(関係なくてすみません)。


セーラージュピター/木野まこと●高橋ユウちゃん&セーラーヴィーナス/愛野美奈子●坂田しおりちゃん
ユウちゃん、初演から5戦士の中では最もお気に入りです。
何度でも言いますが、本当に彼女は私の大好きだったまこちゃんそのものなんですよ(ノД`)・゜・。
聡美ちゃんは現代的な味が加わったネオうさぎという感じなんですが(ネオ・クイーンセレニティみたいに言うな)、ユウちゃんはどこか前時代的なところがあるというか、勿論古臭いとかそういう意味ではなくて、当時読んでいたアニメから飛び出してきたみたいな感じなんですよね、本当に。
幻覚を見せられていた時の、一際乙女なところがとても良かった。
まこちゃんはもともとサバサバ系の男勝り女子に見られがちだけど、内容物は誰よりも乙女というギャップ萌え部分があるキャラなので、お花大好きなところを上手く演じてくれて嬉しかったです。
前述の通り、出前シーンが面白く、「まこちゃん、肉まん似合うね」(台詞不確か)と言われた後の「肉まん好き~」が脱力感があって◎。
ユウちゃん、本当に肉まん似合います(褒め言葉)。
舞台で観るとあまり感じないのですが、テレビで見ると外国の血が入っているのだなと分かりますね。
しかも、高橋メアリージュンちゃんの妹サンだという事を、今回初めて知りました(駄目)。
確かに似てますもんね。

もともと、モデルさんなのであまり私が観る舞台には出そうにないですが、恵まれた体格だと思うので是非また舞台にも出て欲しいですね。
テレビでもお見かけする事がありますが、関西弁?でとても明るくて素敵なお嬢サンですよね( ̄∀ ̄)


しおりちゃん、5戦士の中でも1作ごとにキャラが違うように感じるのが美奈子ちゃん。
しおりちゃんのお芝居がどうとかではなく、何となく原作やアニメでもうさぎとキャラがかぶっているように感じたりどっちつかずなのが脚本にも反映されているのかもしれませんが(美奈子ちゃんファンの方、すみません)。
1作目はドMで明るいビッチ、2作目は実は食えない女、今回ははるかファンのミーハー女子でした(笑)。
はるかに対するミーハー度は誰よりも上だったので、前作よりも明るい表情のシーンが多かったので良かったです。
見所はセーラームーンに変装するところですね。
もともと金髪なので、ムーンの衣装はめちゃくちゃ似合っていて違和感ナシでした( ̄∀ ̄)
あまりにハマり役の聡美ちゃんが横にいるのでアレですが、多分しおりちゃんもうさぎ役できると思います。
変装は、お団子が落下してしまって失敗に終わりました。
何となくその詰めの甘さも美奈子ちゃん及び、本来は女子高生のセーラー戦士達らしくて可愛かったなと(笑)。


セーラーちびムーン/ちびうさ●久家心ちゃん&セーラープルート/冥王せつな●石井美絵子サン&セーラーサターン/土萠ほたる●橋果鈴ちゃん
心ちゃん、ちびうさのWキャストはどちらも続投だったので、どうせなら前回とは別の方で……と思っていたら叶いました( ̄∀ ̄)
前回の愛莉ちゃんも可愛らしかったですが、心ちゃんも可愛らしく達者でございました。
今回は、ほたるちゃんとの絡みが見所になりましたが、2人の触れ合いは可愛らしくキュンキュンできます(キモイ)。
プルートとの絡みは前回に比べるとあまり多くなかったのでちょい残念。
あとは、偽セーラー戦士シーンが面白かったです。
美奈子ちゃんのムーンは違和感なしでしたが、彼女のヴィーナスは明らかに違和感ありありで笑えました(笑)。

石井サン、前回いなくなった筈が、色々あって転生してきたプルート(笑)。
冥王せつなという人間界仕様の名前もついております。
ウラヌスとネプチューンがセットなので、どうしても蚊帳の外感があるというか(すみません)。
でも、歌唱に関しては3人の中で一番安定感もあるし、声量もあるので安心して観ていられますね。
前回に比べると、あまりちびうさとの絡みがないのが残念。

果鈴ちゃん、ほたるちゃんってこんなに幼かったっけ?と思いながら観ていたのですが、二次元で見ると大人びてるものの、実際は小6とかぐらいなんですよね(汗)。
小学生がミニスカに変身して闘うとか、三次元で観ると罪悪感がハンパない(ちびうさは?)。
更に体中に傷?があるとか、罪悪感がハンパない(大事だから2回言う)。
ちびうさとの絡みも心温まるところで、どちらもとても可愛らしかった。
小柄な体躯なので、お父様役のゆかこちゃん(香音)とは結構な身長差と体格差があって、本当に親子みたいでした。、
見た目は幼くて可愛らしい果鈴ちゃんですが、ミストレス9になってからのお芝居もなかなか堂に入っていて良かったです。
低音の台詞喋りも◎。

セーラーウラヌス/天王はるか●汐月しゅうくん&セーラーネプチューン/海王みちる●藤岡沙也香サン
しゅうくん、在団時も知っているジェンヌさんの1人ですが、退団してから観るのは初めて。
ウラヌスと言えば、男でもあり女でもあるセーラー戦士で、ネプチューンとの関係も含めて、アニメや漫画でも人気の高いキャラですよね。
最も、元ジェンヌが演じるのに向いたキャラだと思うので、ヴィジュアル的にもマニッシュなしゅうくんのキャスティングは期待大でした。
そして、期待を裏切らないカッコ良さで大満足!
本当、漫画からそのまま出て来たかのような理想的なヴィジュアル

今考えると、メイプル超合金のカズレーザーに似てたな

とか思っています(色々台無し)。

何故か、今回のミュージカルだとはるかサンがレーサーで歌手という2足の草鞋を履いたキャラ設定に。
原作ではレーサーだけだったと思いますが……。
冒頭では引退ライブをやるという事で、はるかサンが中二病感満載の歌をうたっているシーンが映像として映し出されます。
ここが地獄のように恥ずかしくて、恥ずか死するところでした(どんな死に方?)。
勿論カッコ良かったんですけど。

体格も良く、スペースソードを使ったアクションや、技の出し方もダイナミックで◎。
ウラネプの戦闘シーンは完全にデュエダンになっていて、ありがとうございましたという感じでした(どんなお礼?)。
みちる役の藤岡サンとの身長差も良くて、イチャイチャぶりも素敵です( ̄∀ ̄)
でも、ちょいとばかしうさぎに横恋慕?してきて、そこも程良い恥ずかしさで微笑を誘ってくれます(オイ)。

歌唱に関しては結構ズッコケなレベルでした(すみません・汗)。声はハスキーでそれっぽかったんですけどね。
でも、役はピッタリだったので、彼女を観るだけでも行った甲斐がありました(´∀`人)


藤岡サン、在団時の芸名は月野姫花サン。おー、めっちゃムーンプリンセスな名前ですね(笑)。
翔くん(彩凪)なんかと同期なんですねぇ。
とても美人サンで、野々すみ花ちゃんと、となみサン(白羽ゆり)を足して2で割ったようなお顔立ちでした。
エレガントな雰囲気や、落ち着いた喋りは正にみちるサンという感じ。
しゅうくんとの身長差も◎で、彼女に添う感じがあるのも正に宝塚の娘役が演じる醍醐味だなと思います。
歌唱に関しては、しゅうくん共々かなり怪しい感じだったので、2人のデュエットはちょっと残念な感じになっていました(すみません)。
でも、ダンスはさすがで、2人の戦闘シーンは藤岡サンのバレエ的な動きが美しく、足もキレイに上がっておりました。
残念なのは、ヴァイオリンを弾くシーンがなかった事ですかね。
みちるサンと言えば、やっぱりヴァイオリンなので。
さすがにアニメでやってたみたいに弾きながらレモンをポンポンするという大道芸(大道芸って言うな)は期待してはいませんでしたが、ちょっと残念。

土萠教授●香音有希くん&カオリナイト●扇けいサン
ゆかこちゃん、自称、雪組好きとしては気になりどころだったゆかこちゃん。
土萠教授って、アニメ版では正体が明らかになるまで、暗闇の中でメガネだけが光ってる怪しいキャラとして冒頭で意味ありげに登場していた記憶があるんですが、ゆかこちゃんは最初から普通の状態で登場してました(笑)。
いやー、二次元の教授に負けないイケメンですな。
果鈴ちゃんとの身長差が本当に親子レベルに違って驚きました。
歌唱に関しては、大分怪しかったですが(すみません)、白衣の裾の捌き方の上手さはやっぱり元ジェンヌさんですね。
ダンスの人だったイメージですが、ダンスはカーテンコールでしか見られなかったのでちょっと残念。

扇サン、めちゃくちゃ貫禄があったので、もっと上の人なのかなと思ったら88期なんですね。
というか、私が宝塚を観始めた時期にまだ在団してたので、1回ぐらいは観てる筈なんですけどね(駄目)。
元ジェンヌ枠の中でも、一番安定感があったのが扇サン。
歌も上手だし、魔女っぷりが堂に入っていて、セクシーで迫力があって完璧なカオリナイトくんでした。
スタイルも良いですね~。


地場衛/タキシード仮面●大和悠河サン
皆様お待ちかねの(笑)タニシード仮面様。
何か回を追うごとに、カッコイイけど登場シーンは笑いどころみたいな存在になりつつある気がしますが、考えてみれば原作やアニメのタキシード仮面様は正にそんな存在なので徐々に本家に近づいているのかもしれません(笑)。
服装も、妙にオシャレというか、暖をとるわけでもなく、ただ肩にかけているだけのマフラーとか、『LEON』のモデルかよ!とツッコミたくなります(余計なお世話)。
まもちゃんって大学生の設定じゃなかったでしたっけ?確かに原作でも謎の金持ち生活を送っている大学生という感じでしたが……。あの格好は20代前半ではなかなか難易度高めな気がします。
今回は、うさぎに接近するはるかサンに対して嫉妬するような一面もあり、飲んだ水を勢い良く噴出したり(実際は飲んでいないのでふりだけですが)、コミカルな一面も見られました。
因みに、その時の衣装は『トップ・ガン』でトム・クルーズが着てたフライトジャケットのようなやつでした。
まもちゃんの世界観が分からない……。
衣装に思わず色々ツッコんでしまいましたが、タニ様は変わらないクオリティで素敵でした。
うさぎとのダンスもデュエダンちっくで良かったですしね。
しかし、彼女は残留なんでしょうか?気になりどころです。


☆その他の方々☆
ウィッチーズ5の皆様がキャラ立ちまくりでした。

ミメットの井田サンは振り切ったぶりぶりキャラでめちゃくちゃカワイイ。
ユージアルの知念サンは、Hey!Say!JUMPの知念くんのお姉様なんですねぇ。筋肉バカみたいな扱いでしたが、本当に身体能力が凄いです。ミニマムなサイズでしたが筋肉がっちり骨太体型で逞しかった。
原作ではどちらかと言うとグラマラスな女性だったんですけどね(笑)。
ビリユイの長谷川サンはクールビューティーなヴィジュアルで◎。
テルル佐達サンは、背が高くてこじはる系の顔立ちの美人サン。ちょっと痛め?のキャラで良かったです。
シプリンのMaanaサンは、陰口叩かれまくりでウケました。女の子の団体でありがちですな。


カテコではフルメンバーでの『愛のStarshine』が聴けました。いやー皆が入れ替わり立ち替わり踊る姿は迫力ありますね。
しゅうくんが体格が良いのでやっぱり目立ちますね。カッコイイ。
お馴染みの『ムーンライト伝説』も歌っておりましたが、私はやっぱり元ジェンヌ陣の身のこなしの素敵さにうっとりでした。

最後の緞帳が降りる前、ユウちゃんが隙間からペコペコ土下座しているのがウケました。カワイイですなぁ。

レポはこんなところで。まぁ、遥か昔のレポなんですけどね(駄目)。
今年も秋に公演が決まったという事で、新たなキャスト陣に期待ですね。
タニシード仮面様は何だか残留の雰囲気を醸し出しておりましたが、彼女を含めて元ジェンヌ陣のキャスティングもまたお願いしたいところです( ̄∀ ̄)

今回のキャスト陣がピッタリだったので、初演から見守っていた身としてはお別れは寂しいですが、若い彼女達に前途ある未来が待っていれば良いなと思うのは、未来のないオバチャンのせめてもの願いでございます(どんな立場?)。
そして、再び舞台で観られる機会があれば嬉しいですな。

では、お付き合い頂いた方がいましたらどうもでした!

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