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星空、いい夢~15年『クレイジー・フォー・ユー』

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まだ終わらない2015年の遠い昔のレポです。
ちょっと久々の劇団四季です。

“『クレイジー・フォー・ユー』~2015年11月27日(金)公演キャスト【マチネ】”

ボビー・チャイルド  /萩原 隆匡    ムース       /佐久間 仁
ポリー・ベーカー   /岡村 美南    サム        /古賀 陶馬ワイス
ランク・ホーキンス  /志村 要     ミンゴ       /阿部 よしつぐ
アイリーン・ロス   /光川 愛     ビリー       /伊藤 綾祐
ベラ・ザングラー   /青羽 剛     パーキンス・カスタス/脇坂 真人
エベレット・ベーカー /松下 武史    ジュニア      /新庄 真一
ボビーの母      /平田 曜子    ピート       /三宅 克典
テス         /高倉 恵美    ジミー       /山下 純輝
ユージーン・フォーダー/中村 伝     ワイアット     /小野 功司
パトリシア・フォーダー/西田 有希    ハリー       /南 圭祐

パッツイー/相馬 杏奈
シーラ  /野田 彩恵子
ミッツィー/原田 美欧
スージー /長江 愛実
ルイーズ /坂本 すみれ
ベッツィー/佐藤 友里江
マギー  /塩入 彩音
ベラ   /小幡 朱里
エレイン /平錦 アンナ

前回(2011年)の観劇レポ⇒

やって来たのは、初見参。

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ルネこだいら大ホール

暗くて見えにくいですが、モロ公共の施設ですね( ̄∀ ̄)
席は、2G列7番。下手側です。

この日はTdVとマチソワで、上口ヘルの興奮冷めやらぬままに1時間程かけて小平まで移動しました。
我ながら無理なマチソワだったなと思いますが……(笑)。
でも、四季の中でもCFYは好きな演目だったし、本公演の方は観られなかったので全国公演版を無理やり予定に組み込んだんですよね。
考えてみれば、四季の全国公演って観た事なかったんですが、

めちゃくちゃ良かった!(ノД`)・゜・。

これは近年観た四季の中でも相当上位でした。
今まで物足りないと思っていた群舞も迫力があって大満足。
いや、四季でこんなにタイトな公演が観られるとは嬉しい誤算!(オイ)
ツアー仕様で、セットが少し簡素にはなっていたので寂しくはありましたが、そんな事はどうでもよくなるぐらい良公演でした。

では、早速レポへ~。
キャストさん感想だけ軽めに

ボビー・チャイルド●萩原隆匡サン
私がしばらく四季を観ない間に、ハギーは主演を張るぐらい出世したんですねぇ。
基本的に四季観劇は『CATS』が中心だったので、彼はコリコだとかギルバートだとかマンゴだかのヤンチャなイメージが強かったのですが、いつの間にやら育ちの良いお坊ちゃんに( ̄∀ ̄)

ボビーは、やっぱりボンボンでお花畑っぽい方がいいんじゃないかなぁと個人的には思うのですが、ハギーは前回観た松島サンと同様にしっかり者でした。
というか、遊びが少ないので必然的にそう見えてしまうという説もなきにしもあらずですが(オイ)。
まぁ、松島サンも、今回のハギーも私の観た当時はまだボビーデビューしてそんなに経っていない頃だったので今はまた印象が違うかもしれませんね(^^ゞ
でも、お花畑がいいというのは、明らかに先人の加藤サンや荒川サンのイメージがあるからなので、ハギーはハギーで、残念でちょっとナルシストっぽいイケメン(謎)という新たなキャラ?を開拓していたのは良かったのではないかなと(笑)。

元々、ダンサー枠の方だと思いますが、やっぱりダンスは凄いですね。
キレッキレでダイナミックで、遠目で観ていても圧倒されました。
舞台を大きく使ったダンスが観られるボビーのソロナンバー『Nice Work If You Can Get It』は本当にいつまでも観ていたくなるぐらい素晴らしかった。
でも、前回の松島サン同様にタップはもうちょっとかもしれません(すみません・汗)。
ここは加藤・荒川のベテラン勢の方が音がキレイに出ていたと思います。

加藤サン、荒川サンはタップ、松島サンはバレエ、ハギーはキレ、スピード、ダイナミックさにそれぞれ魅力があるダンサーさんだと思うので、普段OSKのダンスを好んで観ている私には、今回のハギーのダンスは非常に好みでした( ̄∀ ̄)

歌唱は、考えてみればあまり聴いた事がなかった気がしますが、こちらも響きのある声でお上手でビックリ。
というか、宝塚の観劇数が増えたせいで、どっちもできるとかミラクル!みたいな考えに知らない間にシフトしていた節がありますが、大体四季の人ってどっちもできてる人多いですからね……言うだけ失礼な気も……←宝塚の人にも失礼

今回の岡村ポリーとの組み合わせ、近年観た中では一番好きなカップルでした。
ハギーの残念なイケメンぶりもポリーの存在でより引き立っていましたしね(笑)。
デュエダンは言うまでもなくスピーディーで息が合っていて良かったです。

コメディのお芝居に関しては、やっぱり先人のお2人が間合いや言い回し的にも面白かったなと思いますが、このまま演じていけば、また2人とは違った面白さのボビーになりそうなので、次回の登板も期待しております。
2017年は特に予定は出ていないみたいなので、いつになるのかなぁ……。


ポリー・ベーカー●岡村美南サン
岡村サン、観るのは多分初めてだと思います。
個人的に、とても好きなポリーでした。
何より、コメディ部分にヘビーさが無かったのが良かったんですよね。
以前観た花代ちゃんや秋夢サンは、ちょっとコメディ部分が重たくて、それによって物語全体の軽快さが削がれるような気がしたのが本当に惜しかったんですよね。
でも、岡村サンはそういう事がなく、ちゃんとコメディのテンションを守りながらもガサツな(褒め言葉)なポリーを作り上げていて、非常に好印象でした。
気が強く、男前で、田舎娘っぽい育ちの悪さ(褒めてますって)というかお行儀の悪さがあるのですが、愛嬌もあるんですよね。
元の顔は美人の筈なのですが、垢抜けない雰囲気を出しているのも上手いなと思います。

元々歌の方っぽいのですが、ダンスも勿論お上手。
2人のキスの後のデュエダンは速くて楽しくて素敵。
歌唱も勿論、伸びやかな声で◎
『Someone to Watch Over Me』は男前から一転、ポリーの女性らしい部分が垣間見えました。
あと、スタイルいい!腰がとても細かった!(そこ?)

私の中でスタンダードなポリーは、やっぱり最初に観た樋口サン。
歌やダンスは勿論、コメディ部分も抜かりがなくて、おまけに存在感もあって笑顔も可愛くて、今でも忘れられないポリーです。
岡村サンは、今回その樋口サンに匹敵するぐらい素敵だなと思えたポリーでした(´∀`人)


ランク・ホーキンス●志村要サン&アイリーン・ロス●光川愛サン
志村サン、ランクは、4年前観た時と同じ志村サン。
変わらずに汚らしいオッサンでした(褒め言葉)。
4年前の時は、もっと憎たらしいだけだった気がしましたが、今回はちょっと憎めなさも増したような?
どちらにしても、アイリーンはどこがいいのか分かりませんが( ̄∀ ̄)

光川サン、アイリーンも、4年前から引き続きでした。
いやー、随分貫禄が増しましたね。
4年も経ってるので当然ですが、前回はまだまだ若いし、コミカルさも足らないなぁと思ったのですが、今回はどっしりとした余裕も感じられて◎。
適度に下品さがあったのも好印象。
ランクとの年齢差も前ほど気になりませんでした。
スタイルは変わらず抜群( ̄∀ ̄)


ベラ・ザングラー●青羽剛サン&テス●高倉恵美サン
青羽サン。近年観た中では一番面白いザングラーさんでした。
可愛くて憎めない( ̄∀ ̄)
面白かったのは、ポリーに「あの人、もういないのよ」と言われた後のUターンシーンですかね。
動きもコミカルで笑えました。
これって、他のザングラーさんはやっていなかったような?
四季喋りとはいえ(コラ)、お芝居もしっかりしているのはやっぱり青年座だったからなのかな?と思ったり。

高倉サン、前回、前々回はミッツィーで観ていましたが、今回はテスでした。
群舞では圧倒的に目が奪われる高倉サンなんですが、立ち姿から何から美しく存在感があり、目を惹きます。
スタイルも勿論抜群で、さすがはタントミール(笑)。
ザングラーさんが夢中になるのも分かる美しさですね。
良いお姉サン的なキャラもハマっていて◎。
いずれは、アイリーンでも観てみたいかも( ̄∀ ̄)

☆その他の方々☆
ミンゴ役のよしつぐサン、気付いたら四季に出とりました。久々に歌声も聴けたし、今まで観た中で一番イケメンなミンゴでした(笑)。

ピート役の三宅サン、以前観た時はえらく若く見えるなぁと驚愕しましたが、今回は古参の物知りみたいに見えて、時の流れを感じました(オイ)。勿論、可愛らしさも健在でしたが( ̄∀ ̄)


やっぱり、CFYは良い演目ですね。
今回も久々の再演だったので、次の再演はもうちょっと先ですかねぇ。
全国ツアーでもいいので、また近々再演して欲しいですね。

では、ぼんやりレポですがこんなところで。
お付き合い頂いた方がいましたらどうもでした!

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