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Channel: LOVEシアターでつかまえて!
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有名演目の影に彼女あり~『岩谷時子メモリアルコンサート~アンコール~』

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のんびりしすぎたのでそろそろレポのアップを再開せねば(笑)。
遥か昔のレポですが……。
サカケン目当てに行って参りました。

“『岩谷時子メモリアルコンサート~アンコール~』~2015年10月1日(木)公演キャスト【ソワレ】”

伊礼 彼方   湖月 わたる
岡 幸二郎   姿月 あさと
坂元 健児   新妻 聖子
城田 優    真琴 つばさ
福井 晶一   杜 けあき

やって来たのは中野サンプラザホール
席は2階10列4番、下手側。

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久々に来たので写真を撮りました。ちょっと撮りなおそうかな~と思った矢先……

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電気が消えてしまった……( ̄□ ̄;)ガーン

で、肝心のコンサートは

良かった!

歌謡コンサートな趣もございました。

では、早速レポへ。かなり忘却しておりますのでめちゃくちゃ軽めに……

冒頭に、岩谷サンの写真が映し出された後、コンサートが始まりました。

オーシャンゼリゼ
こちらは全員歌唱ですね。最初は女性陣が後方に一列に並んで歌い出します。
女性陣はほぼ宝塚の男役なので、低い音域で歌っていました。
唯一、聖子ちゃんだけが高い音域で歌っていて、ちょっと新鮮。
しかし、ヅカ勢と並ぶと聖子ちゃん小さいなぁ。

後から男性陣が参加していたと思います。
サカケンと岡サンあたりは声が高いので響きますね。
男性陣は2人ずつ歌唱していましたが、城田だけはソロでした。
元四季勢の声が目立った中、城田のポップス系歌唱はちょっと新鮮。

この曲の後、MCが入りました。主な進行は杜サンですね。
進行もお上手ですがトークも軽快ででとても面白かったです。
男性陣がイケメン揃いと紹介されていて、前回コンサートよりも平均身長も伸びたと言っていましたが、1人だけ小さかったサカケンがイジられる結果に(笑)。
城田も2mと紹介されていましたが、「僕は197cmなので、まだ大台にはのってません」と主張していました( ̄∀ ̄)
いや、もう2mでよくね?とか思ってしまいましたが、偽装は色々と問題視される時代ですからね(そういう問題?)。

夢の中に君がいる~ろくでなし
<シャンソンヒットパレード>と称し、越路吹雪サンの代表曲が続きます。

最初は、姿月サンによる『夢の中に君がいる』。
男役らしい中~低音域と、柔らかい歌声がとても素敵でした。

お次は、真琴サンで『ろくでなし』。これは越路サンやシャンソンに詳しくない私でも判る曲です( ̄∀ ̄)
真琴サンは歌があまり上手い方ではないですが(すみません)、この曲は低音域だし合っていたと思います。
ちょっと力任せなところもありましたが……(コラ)。
ウィ!も勿論言ってくれました。

恋心~サン・トワ・マミー
『恋心』は、杜サンの歌唱。
MCの時の女性らしい声とは一転、男役っぽい声の出し方をしていて低音域の歌唱でした。
曲自体も、宝塚で歌われてもおかしくない感じですね。
考えてみれば、杜サンは退団後しか知らないので、今回の歌い方はちょっと新鮮。
そして、改めて歌がお上手です。

『サン・トワ・マミー』は、湖月サンの歌唱。こちらも、私でも分かる有名曲。
湖月サンも歌唱系の方ではないので、杜サンの後に聞くと声量などがちょっと聴き劣りしたかも(すみません)。
ちょっと元気のない人の歌唱に聴こえてしまったような……(オイ)。
でも、あまりしっとり歌い上げる湖月サンは印象になかったのでこれもまた新鮮でした。

この後に元ヅカ面子でのMCがあり、愛の讃歌へ続きます。

愛の讃歌
元ヅカ面子全員での歌唱ですね。
元々、エディット・ピアフの曲ですが、色んな宝塚出身者が歌っていますよね。
私が一番印象的なのは、正にピアフを演じたトウコさん(安蘭)だったりしますが(^^ゞ

力強く、堂に入って聴こえたのはやはり杜サンでしたが、この曲に関しては真琴サンも良かった。
多分MCの時にも言われてたと思いますが、確かに真琴サンの声ってちょっと越路サンの雰囲気がありますよね。

そして今は~ラストダンスは私に
この流れで唯一の男性の岡サンの『そして今は』。
元々、男性が歌っていた曲なんですね。日本では越路サン初め、色んな方がカバーしてるんですねぇ( ゚Д゚)ホォ←無知
歌い方が歌い方だけに、シャンソンというかミュージカル感が強めです( ̄∀ ̄)
やっぱり、美声ですねぇ。

私でも分かる有名曲( ̄∀ ̄)『ラストダンスは私に』は、聖子ちゃん
こちらもカバーをよく聴きますが、どちらかと言うとハスキーな声質の人が歌っているイメージだったんですよね。
聖子ちゃんが歌うと、曲の雰囲気が一転。
歌詞も不思議と大人びたものから可愛らしい女性の歌詞に聴こえます(笑)。


この後に、MCが入ります。
聖子ちゃんと岡サンが仲睦まじく( ̄∀ ̄)
岩谷サンの書く詞の日本語の美しさを話していて、ラストダンスの歌詞にある“♪踊ってらして”という表現が印象的だと言っていました。
「今、こんな言葉なかなか使う人がいない」という岡サンに対して、聖子ちゃんの「美輪明宏サンぐらいですよね」の返しが会場の笑いを誘っておりました。何とも聖子ちゃんらしい返答(笑)。
その後に、「あとは岡様ぐらいですかね」と軽く付け加えておりました。


ある愛の詩~夜霧のしのび逢い
ここからは<岩谷時子ワールドI>という括り。引き続き越路サンの曲が中心です。

こちらは同名洋画の主題歌ですね。色んな人がカバーしている曲だったかと。
今回歌うのは福井サン。情感のある曲ですが、サビの部分は朗々と歌い上げていて福井サンらしい壮大な歌になっておりました(笑)。
女性言葉の歌詞ですが、男性が歌うとより繊細さが感じられて良いですね。


『夜霧のしのび逢い』はお目当てのサカケンの歌唱です。
クロード・チアリのギター演奏で有名な曲。
“しのび逢い”の単語が全くサカケンに相応しくないので、ちょっと面白かったのですが(オイ)、歌自体は良かったです( ̄∀ ̄)
抑えた歌唱で、思ったより哀愁も感じられたような……?(笑)

ビギン・ザ・ビギン~魅惑の宵
こちらも色んな方で聴く機会の多い曲ですね。
湖月サンはハスキーボイスなので、第一声から越路吹雪サンっぽい雰囲気が出ていたような。
やっぱり、ちょっと元気のない人のようにも聴こえてしまったりするんですけど(すみません)。


『魅惑の宵』は、ミュージカル『南太平洋』の曲ですね。
ここで、満を持して(笑)、城田登場。
ミュージカルは宝塚版で観てますが、全然曲が記憶にないんですよね(駄目)。
去年、ガラコンで宝田明サンも歌っていましたが、大分曲の印象が違いました。歌い方がポップスに近いですからね。
城田は確か舞台中央に座りながら歌っていたかな?
歌自体は上手かったですが、非常に快活な歌声だったので、もうちょっと甘くてムーディーな雰囲気があると良かったかなと。
まだ、アダルティな色気には無縁ですかね(^^ゞ

シャル・ウィ・ダンス
この流れの最後は、伊礼くんのこの曲。
言わずもがな、『王様と私』のスタンダードナンバーですね。
これって、メイン歌唱はヒロインのアンナだったし、映画の『Shall We ダンス?』で歌われていたのも女性のソロだったし、男性のソロはなかなか新鮮。
伊礼くんも以前より断然声量も増していて聴き応えのあるナンバーになっていました。
間奏では、1人でくるくる回ってダンスをしていたんですが、鈍臭くてダンス未経験の王様っぽさは出ていたのではないかなと(オイ)。
忘れてましたけど、伊礼くんってダンスはもともとダメでしたよね……(コラコラ)。
でも、雰囲気的にはシャム王は合ってそう(笑)。


この後、サカケン進行による不安過ぎる男性陣のトーク(笑)。
不安通りサカケンはぐだぐだになっていて、度々伊礼くんにツッコまれていました( ̄∀ ̄)
そういえば、城田は何の繋がりで出てたのかな?と思ったら、去年岩谷時子賞獲ったからなんですね。

トークはぐだぐだのまま、次の<ミュージカルの世界>へ。
皆の次コーナーへの振りのポーズが、個性豊かで良かったです( ̄∀ ̄)

街灯によりかかって
今宝塚で公演中の『ME AND MY GIRL』のナンバーですね。
歌うのは姿月サン

ミーマイは好きなナンバーも幾つかあって、好きな演目の1つ(でも花組のは観ない奴)。
東宝版もありますが、歌詞はやっぱり宝塚版の岩谷サンの方が好きです。
キャッチーで耳に残り易く、尚且つドラマチック。
言い回しはちょっと古いんですけど、洒落た言葉のチョイスで宝塚の男役が演じるにはピッタリだと思います。

姿月サンはビルは未経験だと思いますが、とてもカッコ良かった。
いやー、大人の男ですな( ̄∀ ̄)

ソー・イン・ラブ
こちらはコール・ポーター作曲の『キス・ミー・ケイト』のナンバー。以前、蘭寿サンがコンサートで歌ってたような(^^ゞ
私が観た『キス・ミー・ケイト』は、一路サン&今井サンが帝劇でやっていたものですが、宝塚でも大浦&ひびきコンビのお披露目として公演してるんですね。
こちらは、フレッドの方の曲ですかね。

そういえば、日曜洋画劇場の旧テーマソングがこれでしたが、日曜の夜に聴くには鬱になりそうな曲ですよね(オイ)。
金曜ロードショーの曲も以前は暗めの曲でしたが、そういうのがスタンダードだったんでしょうか(知らんがな)。

それはともかく、真琴サンは男役っぽい歌唱でカッコ良かったです(それだけか)。

マリア~トゥナイト
『ウエスト・サイド物語』から2曲。劇団四季版の歌詞ですね。

『マリア』は、経験者の福井サン
トニーはダンスシーンがほぼないので、声楽系の人がキャスティングされてますよね。
福井サンは本領発揮という感じで、のびのび歌い上げていました。
耳福の声量( ̄∀ ̄)


『トゥナイト』は聖子ちゃん&伊礼くん
ここは伊礼くんの客席降りがあったような……(不確か)。
聖子ちゃんはともかく、伊礼くんがトニーのナンバーってどうなん?とちょっと思ったのですが、予想以上にしっかり歌いこなしていました。
特に歌い出しの声量は、声楽っぽい響きがあって良かったです。
その後はちょっと声量を支えきれないのか音程が彷徨い気味だったのと、ロングトーンが出ないのがちょっと残念でしたが……(すみません)。
聖子ちゃんは完璧でした( ̄∀ ̄)
むしろ、聖子マリアが観たい!

スーパースター
こちらも四季演目の『ジーザス・クライスト=スーパースター』から、スタンダードナンバーですね。
サカケンの歌唱で、ソウルガール&ソウルボーイは聖子・伊礼・福井という豪華メンバー。
いやーー、これは素晴らしい!サカケンの声量と高音が存分に生きるナンバー。
ソウルメンツも豪華すぎるし、男比率高い(笑)。
手拍子も起こり、会場も一番ぐらいに盛り上がっておりました。

本当にユダを演じさせたら健康的すぎる気がしますが(笑)、ジーザスナンバー自体はサカケン向きのものが多いと思うのですよね。
ファンも大満足の1曲でした。


曲の盛り上がりのせいか、MCの杜サンと岡サンも若干おかしなテンションに(笑)。
このMCの時に、ジーザスの日本初演がサンプラザでやっていた事を知りました( ゚Д゚)ホォ
2人が元夫婦役をしていた~という話をしていたので、何の演目かな?と思ったら風共だったんですね。
アシュレ―とメラニー( ̄∀ ̄)

2人のトーク中に、他の元ジェンヌ面子が仲間に入って来ます。
杜サンが、「この中にいても違和感がないのが幸二郎」と言っていましたが、確かに( ̄∀ ̄)
何組なのか?という問いに岡サンは、端から順に
「星(湖月)、宙(姿月)、月(真琴)、雪(杜)、花ですかね~」
と言っておりました。
花組がたまたまいなかったからって捏造を!( ̄□ ̄;)
因みに芸名は、凰羅輝(おうらひかる)で、75期だそうです(笑)。75期って湖月サンと同期って事かしら~。

そして続いては<岩谷時子ワールドII>と称して、歌謡曲の流れに。
NHK歌謡ショーなノリですな。

いいじゃないの幸せならば~ベッドで煙草を吸わないで
『いいじゃないの~』は、佐良直美サンの曲。歌うのは杜サン
アダルティ☆エクスプレスなワンナイトラブな歌詞ですね。
本当に岩谷サンって色んな曲を作詞してるんですねぇ。
杜サンの男役の名残りが感じられる低音の歌唱は、ドライな女感があって(どんな?)歌詞にも合っていました。

『ベッドで~』は、プレイガールで有名な沢たまきサンの曲。歌うのは凰羅輝こと岡サン(笑)。
女性の曲ですが、さすが違和感を感じさせない色気のある歌唱( ̄∀ ̄)
前曲に引き続いて、ベッドを連想させる曲ですね( ゚Д゚)アダルティ・エクスプレス!
こちらは、今流行の不倫(オイ)の歌詞でしょうか。
どうでもいいですけど、ベッドで煙草は良くないですよね、火事の元(本当にどうでもよかった)。

ウナ・セラ・ディ東京~恋の季節
『ウナ・セラ・ディ~』は、ザ・ピーナッツの曲なんですね。歌うのは真琴サン&湖月サン
振付も色っぽく、こちらもアダルティな雰囲気のナンバー。
こちらは別れた恋人への想いを歌った歌詞。3曲続けて何か不幸せですね(オイ)。
ピーナッツの曲なので、ハモリもありましたが、歌が不得手な2人にしては悪くない感じかなと(すみません)。
ただ、どうしても端々で音程が彷徨うところがあったので残念だったかもく(´□`;)
そこは、期待しても仕方ないかもしれませんが(コラ)。
因みに、"ウ・ナ・セラディ"ってイタリア語なんですね。"東京のある一夜"という訳になるそうです(wiki参照)。


続いてはピンキーとキラーズの『恋の季節』。
これは私でも判る超有名曲ですね( ̄∀ ̄)
姿月サンの歌唱で、キラーズは他の男性陣が担当しておりました。
いやーこちらも豪華なバックダンサー&コーラスですね。
姿月サンはハスキーボイスなので、この曲にピッタリです。
そして、帽子を使ったポーズも誰よりも一番決まっていました。さすが元ジェンヌ!
見た目はカッコイイのに、イマイチポーズが決まらないのが城田(愛情)。
ちんちくりんなのがサカケンでした(愛情)。

男の子女の子
アダルティな雰囲気から一転、突然アイドルソングに( ̄∀ ̄)
郷ひろみサンのデビュー曲ですね。歌うのは伊礼くん
ハートがたくさん散りばめられたジャケットに着替えます。

「皆様!郷彼方です!最後まで楽しんでいってくださーい」

とコール。会場も手拍子で盛り上がります。
伊礼くん、歌い方もかなりヒロミゴーに寄せていて、何かもうバカにしてんじゃないかってぐらいで本当に楽しかったです(凄く褒めてます)。
他の出演者も“ゴーゴー!”や“ヘイヘイ!”の合いの手で参加。

客席降りもあって、一気に伊礼コンサート的な趣になりました(笑)。
伊礼くん、サービス精神旺盛でコンサートに1人欲しい存在ですな。


この後に真琴サン進行のMCが入りますが、「台本のどこにも客席に降りろと書いていない」と言っていたので、客席降りは彼のサービスだったんですねぇ。それを聞いた客席は大盛り上がりでした。

一応この後、<ミス・サイゴンとレ・ミゼ>の括りになるんですが、その前に事務所の先輩である沢田研二サンの曲を城田が歌唱します。

君をのせて
字面だけで見るとラピュタっぽいですが(笑)、ジュリーの曲ですね。
モロに歌謡曲という感じの曲ですが、城田の歌唱がポップスっぽいのですんなり聴けました( ̄∀ ̄)
あぁ~のところもなかなかキレイに出ていたと思います。
爽やかな歌唱でとても良かったのですが、やっぱりちょっと快活すぎるような気がしないでもないです(小姑)。


ここで、再びMC。
岡サン進行で、レミゼ、サイゴン繋がりのキャスト(サカケン・福井・新妻)が並びます。
好きな歌詞の話になり、聖子ちゃんがサイゴンの中で好きな歌詞は『テレフォン』での“蓮の花”だと言っていました。
あぁ~、新演出ではここは“月”になっちゃったんですよね。
『サン&ムーン』との兼ね合いを考えると、断然こっちの歌詞の方が繋がりとして自然なんですけど、形容詞としては“蓮の花”の方が素敵ですよね。
サカケンは聖子ちゃんとサイゴンで共演した時の話をしていて、枕元で歌った後、聖子ちゃんに「サカケンうるさい!起きちゃうよ!」と袖で文句を言われたと言っていました(笑)。
確かに、あの声量の横では安眠はできませんな( ̄∀ ̄)
因みにサカケンの好きな歌詞は、『ブイ・ドイ』の“ゴミくず”という直接的な表現だったそう。
福井サンは、岡サン曰く「あちらから出てまだ間がないので、サイゴンは経験されてないですよね」(笑)。
でも、憧れのミュージカルだと言っていました。いずれ観られますかね、福井ジョン。

続いて、レミゼでの好きな歌詞。
聖子ちゃんはエピローグでの“♪誰かを愛する事は神様のおそばにいる事だ”
英語詞だと“神様の顔を覗き見る事”という表現なので、日本語詞の方が良いと言っていました。
そして、何故か振られるだけで笑いが起きるサカケンは「いや、すぐには思い出せないんですけど、パッと思いついたのは“パンひとつだ!”です」
いや、これアニバーサリーの時のパンフにも書いていたので知ってたけど、本当かよと(笑)。
続けて岡サンが「で、そのパンひとつを歌った福井サンは」と繋げたのがウケました。
その福井サンも聖子ちゃん同様でエピローグの歌詞が好きだそう。
岡サンはレミゼを17年やっていたと言っていて改めてビックリ。ジャベだけでなく、アンジョもやってましたもんね。
サカケンは7年で、岡サンに「アレは?」と振られると「あ、心配しないライオンのやつですか?アレは3年半です」と答えておりました。息ピッタリ( ̄∀ ̄)
というか、心配しないライオンのやつって(笑)。「岩よりもバリケードに登っていた時期の方が長い」との事。
岡サンは『星よ』を歌う時に、演出家に「これは星に対するラブソングだよ」と言われてから、また歌詞の見方が変わったと言っていました。
ジョン、そんなロマンチックな事言っていたのか!( ̄□ ̄;)
そのアドバイスを全員にしていたのであれば、それを忠実に再現していたのは多分、今ジャベじゃないかなと思う(笑)。

ここのMCレポだけ長くなってしまった(汗)。本当に面白かったもので。

岩谷サンは、親友の越路サンを亡くされて沈んでいたところで、サイゴンとレミゼに出会って救われたそうです。
私はまだまだ新参のファンですが、レミゼやサイゴンの成功ってやっぱり訳詞の良さも大きいなと思います。
どうせなら、エリザも彼女の歌詞で観てみたかったな~なんて密かに思っている自分です。

神よ何故~世界が終わる夜のように~命をあげよう
最初は、サイゴンからクリスのナンバーですね。こちらはサカケンの歌唱。
サカケンがコンサートでよく歌うやつです( ̄∀ ̄)
今更何も言う事もないですが(オイ)変わらずバズーカボイスの歌唱。確かにこの声ではキムは眠れないでしょうな(笑)。
短縮版だったので、“♪国の為に~”の下りがなく、ちょっと残念。


お次もサイゴンからクリスとキムのデュエット。
歌うのは聖子ちゃん&城田。これは珍しい組み合わせ!
聖子ちゃんは本役ですが、城田のクリスはかなり新鮮。
城田は見た目もG.I.っぽいし、役的にも合ってると思うのですけど、クリスはやらないのかなぁ。
2幕の芝居が彼だったらどうなるか観てみたい。
歌唱もなかなかしっくりきていたし、ハモリも◎。


引き続き聖子ちゃん。サイゴンのスタンダードナンバー。
聖子キムはもう観られないかもしれませんが、たまにコンサートなんかでこちらを聴く機会があるのは嬉しいですね。
劇中歌唱程のドラマチックさはさすがになかったですが、それでもしっかり聴かせる安定歌唱。


STARS~オン・マイ・オウン
ここからはレミゼ。軽くレミゼの紹介が入り、歌唱に移ります。
歌うのは岡ジャベ。(´∀`人)待ってましたー!
岡サンって私が行くガラコンには全然登場しなかったので、こちらは本当に楽しみにしておりました。
それこそ、レミゼの旧演出で観て以来じゃないか……。
久々に聴きましたが、劇中と遜色ないぐらいの歌唱で、思わずウルッときてしまいました。
考えてみれば、私がレミゼにハマるきっかけになった07年の公演で最初に観たジャベは岡サンだったんですよね。
どのジャベのスターズも素晴らしいのだけど、やっぱりこの曲と言えば岡サンだなぁ~と感じました、


続いてレミゼから、歌唱は再び聖子ちゃん
舞台と遜色ないといえばこちらも負けておりませんでした。
以前他のコンサートで歌っているのを聴いた時も、彼女のエポニーヌへの想いの強さが伝わる歌唱で感動しましたが、今回も素晴らしかった(ノД`)・゜・。
聖子ちゃん、またファンテでいいから戻って来て欲しいなぁ。

彼を帰して~夢やぶれて
レミゼ祭り続きます。
バルジャンのナンバーを本役の福井サンで。唯一の新演出からのバルジャンですね。
福井サンのこのナンバーって、物語の流れで聴くと声質的に若く聴こえちゃうんですよね。
勿論、歌唱力は素晴らしいのですけど、老いた人が若い人に未来を託す歌とはちょっと違うような……。
でも、この曲単体で聴くと感動的で素敵でした(褒め言葉なのかどうか分からなくなった)←褒めてます


ファンテのナンバーを歌うのは、レミゼ未経験の杜サン
音が低くなっていたかな?それでも高音は結構苦しそうで、ファルセットの切り替えが上手くいっていなかったりとちょっと気になりました(すみません)。
経験者陣に比べると、気持ちの入り方が弱めだったのは仕方ないですかね(^^ゞ

民衆の歌
メインMCの岡サンと杜サンの岩谷サンへの一言があり、全員での民衆の歌。
歌い出しは元祖アンジョの岡サン( ̄∀ ̄)
フイイのソロは福井サンだったかな?(不確か)
サカケンもアンジョだったからソロをあげて欲しかった!(ノД`)・゜・。←泣き言


夜明けのうた~恋のバカンス
アンコールは岸洋子サンや坂本九サンが歌っていた『夜明けのうた』を全員で。

最後の曲の前に挨拶が入りました。全体的に挨拶は真面目でしたが、サカケンは喋ろうとすると客席から若干笑いが(笑)でも、挨拶は至って普通でした。
伊礼くんはやはり郷彼方に触れていましたが曲のタイトルは間違えていたし散々でした( ̄∀ ̄)
彼は岡サンと杜サンの進行を邪魔して、杜サンに「ハウス!」とたしなめられていました。
郷彼方(笑)。

そして最後は、ザ・ピーナッツの『恋のバカンス』。
私でも口ずさめるナンバーが最後にきて嬉しかった( ̄∀ ̄)


軽いですが、レポはこんなところで。
岩谷サンの歌詞の数々、改めて聴いたり読んだりしてみると、語り掛けられているような自然な言葉使いなんですよね。
訳詞ってそこまで気にして観た事ないですが(駄目)岩谷サンの詞はドラマチックな言葉が無理なく曲に乗っていて素晴らしい。
有名演目の発展の影に岩谷サンありですね。影じゃないけど(そうですね)。


いつになったら去年のレポが終わるか分かりませんが、レポは順不同ながら書いているんですよねぇ。
もう諦めに諦めまくって、のんびり参ります( ̄∀ ̄)
では、お付き合い頂いた方いましたらどうもでした!

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