相変わらず時間経ちまくりですが……。
来日公演を観て参りました!
“『天使にラブ・ソングを…~シスター・アクト~』~2015年8月2日(日)公演キャスト【マチネ】” デロリス・ヴァン・カルティエ(Deloris Van Cartier) /ケリッサ・アリントン(Kerissa Arrington) 修道院長(Mother Superior)/マギー・クレノン・リーバーグ(Maggie Clennon Reberg) エディ・サウザー(Eddie Souther)/ラモント・オニール(Lamont O'neal) カーティス・ジャクソン(Curtis Jackson)/コルビー・キンドル(Kolby Kindle) シスター・メアリー・ロバート(Sister Mary Robert) /エミリー・ケイ・シュナイダー(Emily Kay Shrader) シスター・メアリー・パトリック(Sister Mary Patrick) /サラ・ミシェル・クック(Sarah MIchelle Cuc) シスター・メアリー・ラザールス(Sister Mary Lazarus)/ナンシー・エヴァンズ(Nancy Evans) オハラ神父(Monsignor O'Hara)/ゴードン・グレイ(Gordon Gray) TJ(TJ)/ローレンス・ダンドリッジ(Lawrence Dandridge) ジョーイ(Joey)/F・テイラー・バーネット(F.Tyler Burnet) パブロ(Pablo)/ニコラス・アレクサンダー・ロドリゲス(Nicholas Alexander Rodriguez) ティナ(Tina)/アデウォヌ=オラ・“ワヌ”・オグンフォワラ(Adewonu-Ola Ogunfowora) ミシェル(Michelle)/レネー・ヴェロニカ・フリーマン(Renee Veronica Freeman) ★その他の皆様★ パトリック・クラントン(Patrick Clanton)、ニック・シリーロ(Nicholas Cirillo) ケイトリン・エター(Kaitlyn Etter)、ニコール・ファーガソン(Nicole Ferguson) ハーモニー・フランス(Harmony France)、ジェニー・ジョフリー(Jennie Joefree) クリスティン・リッツェンバーグ(Kristin Litzenberg) テイラー・モーガン・マーシュ(Taylor Morgan Marsh) ステファニー・ミラー(Stephanie Miller)、メーガン・オポリンスキー(Megan Opalinski) アイリーン・パターソン(Eileen Patterson)、ザック・サットン(Zach Sutton) タラ・タグリアフェッロ(Tara Tagliaferro) ショーン・レスリー・トーマス(Shaun Leslie Thomas)、クライド・ヴォーチェ(Clyde Voce)
やって来たのは東急シアターオーブ。
うかうかしていたら、チケットが売り切れていた為、立ち見観劇して来ました。
安く済んだし意外と苦じゃなかったですが、明らかに立ち見が考慮されていない構造なので、ちょっと前の席の方の頭の位置との攻防が(笑)。
うかうかしていたら、チケットが売り切れていた為、立ち見観劇して来ました。
安く済んだし意外と苦じゃなかったですが、明らかに立ち見が考慮されていない構造なので、ちょっと前の席の方の頭の位置との攻防が(笑)。
因みに、去年一足先に公演していた日本版は2回観劇済みです。
日本版キャスト&あらすじ、レポ⇒★
で、今回の公演は
なかなか良かった!
でも、メインのキャストに関しては日本版の方が良かったところもありました(すみません)。
では、レポへ~。相当ウロっとりますが……。
舞台の原作は言うまでもなく、ウーピー・ゴールドバーグ主演の映画『天使にラブ・ソングを…』。
こちらは邦題で、原題は今回の舞台に同じです。
去年、日本でも帝国劇場で初公演されました。
こちらは邦題で、原題は今回の舞台に同じです。
去年、日本でも帝国劇場で初公演されました。
日本版とそこまで変わらないので、内容については言う事は特にありませんが、印象が変わったのはやはり
本当の黒人の方が演じている。
というところ。これによって、日本版で分からなかった部分が補完できました。
デロリスやエディ、カーティス等、黒人系人が歌うナンバーはブラックミュージック、白人の方が歌うナンバーはそうでなかったりと、きっちり曲の種類が分かれているのですよね。
これは、観ている間は「黒人の人が歌った方が雰囲気あるなぁ」とか、そんなぐらいの漠然とした印象でしたが、たまたまご一緒だった某Tサマの指摘があって気付きました(気付くの遅すぎ)。
修道長がデロリスの歌を拒むのも、彼女が白人で黒人の音楽が気に入らないからというのもあるのでしょうね。
納得です。
デロリスやエディ、カーティス等、黒人系人が歌うナンバーはブラックミュージック、白人の方が歌うナンバーはそうでなかったりと、きっちり曲の種類が分かれているのですよね。
これは、観ている間は「黒人の人が歌った方が雰囲気あるなぁ」とか、そんなぐらいの漠然とした印象でしたが、たまたまご一緒だった某Tサマの指摘があって気付きました(気付くの遅すぎ)。
修道長がデロリスの歌を拒むのも、彼女が白人で黒人の音楽が気に入らないからというのもあるのでしょうね。
納得です。
ナンバーはやっぱりどれもノリが良くて◎。
皆がだんだん歌が上手くなる下りは、やっぱり泣かせます。
会場からもなかなか拍手が鳴り止まず、ショーストップ状態でした。
皆がだんだん歌が上手くなる下りは、やっぱり泣かせます。
会場からもなかなか拍手が鳴り止まず、ショーストップ状態でした。
スタンダードナンバーの『Take Me to Heaven』は日本版も皆バリバリ踊っていて素敵でしたが、今回のキャスト陣も機敏に動いていて気持ちが良かったです。
この1幕最後のシーンは楽しいですね。
この1幕最後のシーンは楽しいですね。
キャスト陣は、一部ちょっと不満がなきにしもあらずですが(すみません)、概ね良かったです。
戯曲の良さを再確認できたので、来年の帝劇がまた楽しみになりました( ̄∀ ̄)
TJのいずみんが勿体無い使われ方で気になりますけども(そこ?)。
TJのいずみんが勿体無い使われ方で気になりますけども(そこ?)。
では、お次はキャストさん感想へ(敬称略)↓
かなり軽めに
かなり軽めに
デロリス・ヴァン・カルティエ●ケリッサ・アリントン
どちらかと言うと、歌よりダンス系の方なのかな?という印象でした。冒頭と2幕最後の『Take Me to Heaven』は音域がイマイチ合っていないのかちょっと微妙でした(すみません)。
でも、その後の『Fabulous, Baby!』や、修道女達に歌を指導する『Raise Your Voice』は声も通って気持ちが良かったです。
特に『Raise Your Voice』は機敏に動いていてカッコ良かった。
ミュージカル版は、映画版よりデロリスの設定年齢が下がって20代前半だと日本版のパンフで読んだ記憶があります。
日本版はキャスト陣の年齢が映画版のウーピーの方に近かったので、そこが感じづらかったですが(すみません)、今回のケリッサさんは正に若くて(詳しい年齢は知りませんが)元気が良くて動ける方だったので、「若いデロリスってこういう事なのね!」と新鮮に感じました( ̄∀ ̄)
包容力や皆を引っ張る存在という点に関しては年齢が感じられる分、日本版の2人の方が判り易かったと思いますが、ムードメーカーとしての存在感や、ロバートとの関係の姉妹っぽさは若い人ならではなのかなと。
因みに、私が日本版で「おいしそう!」と思っていたチーズステーキは簡単に“肉”と訳されていました。
多分、実際はチーズステーキと言っていた気がしますが、文字数の問題ですかね。
カテコで驚いたのは、彼女が白狐の毛皮で登場した事。
劇中で彼女がしきりに欲しいと願っていた品だったので、この演出は心憎いなと思いました。
多分日本版は違ったような?是非、来年の再演でも取り入れて欲しい( ̄∀ ̄)
修道院長●マギー・クレノン・リーバーグ&オハラ神父●ゴードン・グレイ
マギーさん、日本版の鳳サンに比べると大分若く感じました。遠目だから余計にそう感じたのかもしれませんが(^^ゞ鳳サンは思い切った演技や低音で彼女自身がコメディ部分に貢献するところもありましたが、マギーさんはそういう部分はなく、お堅そうな修道院長でした。
ケリッサさん同様、歌唱に関してはちょっとイマイチかなと(すみません)。
ただ、ラストの『Spread The Love Around』でノッっているところを見ると踊れそうな雰囲気だったので、多分ダンス系の方なのかな?踊る演目で観てみたいです。
ゴードンさん、大分丸い神父様でした。見た目的に(笑)。
日本版の村井サンのように胡散臭さはなかったですが、不摂生感が(コラ)。
日本版の村井サンのように胡散臭さはなかったですが、不摂生感が(コラ)。
エディ・サウザー●ラモント・オニール&カーティス・ジャクソン●コルビー・キンドル&TJ●ローレンス・ダンドリッジ
ラモントさん、汗っかきエディですね( ̄∀ ̄)日本版では背中に汗をかいている設定でしたが、こちらは脇汗でした(笑)。
ソロの『I Could Be That Guy』は、カズさんで聴いてもブラックミュージックであろうというのは判りましたが、やっぱり本当の黒人サンが歌うと全然違って補完ができました。
転調した後の声量が非常に気持ちが良かったです。
動きはちょっと鈍臭くて、そこがまたキャラが出ていて◎。
コルビーさん、カーティスって黒人だかどうなのか日本版だとよく判らなかったのですが、デロリスに関わっている側の人達って基本的に黒人サンで、ナンバーはブラックミュージック風なんですね。
コルビーさんもモミアゲが印象的な黒人キャストさんでした。
普通に悪人っぽいのですが、ちょっと間抜け……ってところは日本版とも共通項ですかね。
彼と手下の3バカで歌う『When I Find My Baby』でのソロ部分では非常に楽しそうな表情で憎めないですな( ̄∀ ̄)
コルビーさんもモミアゲが印象的な黒人キャストさんでした。
普通に悪人っぽいのですが、ちょっと間抜け……ってところは日本版とも共通項ですかね。
彼と手下の3バカで歌う『When I Find My Baby』でのソロ部分では非常に楽しそうな表情で憎めないですな( ̄∀ ̄)
ローレンスさん、日本版の藤岡くん=頭の弱い子、ローレンスさん=洋画によく出て来るよく喋る黒人って感じでした。多分、本来TJのキャラってこうなんでしょうね。
一昔前だとエディ・マーフィーとかクリス・タッカーとかがこんな役どころだったような( ̄∀ ̄)
歌も上手でしたが、小柄な体躯で動ける方でした。
一昔前だとエディ・マーフィーとかクリス・タッカーとかがこんな役どころだったような( ̄∀ ̄)
歌も上手でしたが、小柄な体躯で動ける方でした。
シスター・メアリー・ロバート●エミリー・ケイ・シュナイダー&シスター・メアリー・パトリック●サラ・ミシェル・クック&
エミリーさん、日本版の宮澤エマちゃんはジャクソン5時代のマイコーっぽい高音でしたが、こちらのロバートはどちらかというとアニメ声っぽかったかな。少なくとも、男の子の高音ではなかったです。
結構活発?なところもあり、バーのシーンでは興味津々に動き回っていて面白かった。
デロリスの前で歌うソロは感動的。内気だった彼女の自我の目覚めを感じるナンバーですが、劇中で唯一の泣かせどころでした。
影の主役ですな。
サラさん、非常に映画のイメージに近い、“根明が過ぎる人”という感じでした(笑)。
好奇心旺盛でエキセントリックでハイテンション( ̄∀ ̄)
何で修道女をやっているのかよく分からない方(褒め言葉)。
パトリックと言えばの突き抜ける高音も申し分なしでした。
好奇心旺盛でエキセントリックでハイテンション( ̄∀ ̄)
何で修道女をやっているのかよく分からない方(褒め言葉)。
パトリックと言えばの突き抜ける高音も申し分なしでした。
かなり軽いレポでしたが、こんなところで。
キャストに関してはちょっと残念な部分がありましたがカーテンコールも楽しかったし、やっぱり良い演目ですねぇ。
来年の日本版再演は決まりましたが、是非来年だけと言わず定期的に再演して欲しいですね。
って、気の早い話ですが(^^ゞ
来年の日本版再演は決まりましたが、是非来年だけと言わず定期的に再演して欲しいですね。
って、気の早い話ですが(^^ゞ
では、お付き合い頂いた方がいましたらどうもでした!